高専-技科大連合 スーパー地域産学官連携本部

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なぜ高専と技科大なのか

 長岡・豊橋技術科学大学(以下「技科大」という。)は、全国高等専門学校(以下「高専」という。)卒業生の学部・修士一貫教育を主眼とした、大学院に重点を置く新構想大学として昭和51年に設置され、以来、30年有余の間、学理と実践との絶えざるフィードバックによる「技術科学」を創出し、実践的・創造的能力を備えた多くの指導的技術者を養成し、社会に輩出してきました。
 上記の背景から、全国高専との教育面での連携や人事交流も活発に行われ、両技科大では、高専連携室を設置し、連携を推進・強化してまいりました。このような強い連携基盤を礎に、産学官連携/知的財産活動の充実・活性化に貢献することを目的に、文部科学省産学官連携戦略展開事業(戦略展開プログラム)に共同応募したところ、幸いにも「特色ある優れた産学官連携活動の推進部門」において採択して頂きました。この事業目的の一つは、各地域事情に精通した高専の応用技術と、両技科大の基盤技術との複合化や共同研究の成果から生み出される技術シーズと、地域の産業課題である技術ニーズのマッチングにより、新技術開発の更なる活性化を図ることです。
 全国規模での広域オープンイノベーションが各地で展開できるような体制作り・連携強化を、これからも積極的に推進してまいります。


副本部長
長岡技術科学大学
理事・副学長
田 雅介

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