大学教育の国際化推進プログラム(戦略的国際連携支援)に「国際連携教育による実践的技術者養成−メキシコ・ヌエボレオン州内の5大学とのツイニング・プログラム−」(取組担当者:石崎幸三副学長)が採択されました。
「戦略的国際連携支援」は,我が国の高等教育の国際的通用性・共通性の向上と国際競争力の強化を図るため,海外の大学等との積極的な連携等を図る取組みの中から,特に優れた取組みを選定し,財政支援を行うことで,高等教育の国際化を一層促進させることを目的としています。
 このプログラムには,全国の大学から78件の申請があり,5件が採択され,そのうち国立大学は4件が選定されました。
 「国際連携教育による実践的技術者養成−メキシコ・ヌエボレオン州内の5大学とのツイニング・プログラム−」の取組みの概要は,次のとおりです。

(取組みの概要)
 メキシコ・ヌエボレオン州内の5大学(コンソーシアム大学)とのツイニング・プログラムによる新たな国際連携教育により技術者の養成を推進する。母国での日本語教育・専門基礎科目等の教育体制等を支援・整備充実することにより効果的な学習ができ、より専門的な教育への対応を可能とし、本プログラムの実効性を大いに高めることを目指す。
 これは、メキシコ・ヌエボレオン州内5大学からの申し出もあり、それに応えるために実施するもので、また平成16年9月に日本・メキシコ経済連携協定も結ばれ、我が国の施策に沿うものである。
 本学では、これまで、国立大学で単独としては初のツイニング・プログラムをヴィエトナム・ハノイ工科大学との間で実施しており、これらの経験により、本学とメキシコ・ヌエボレオン州内の5大学(コンソーシアム大学)との間で、本学とメキシコの学位を取得できるDual Degreeプログラムを実施する。
 現地での前半教育において、専門基礎及び日本語、英語教育を受けた後、3年次編入により、日本での教育を受けるように設計しており、一般の外国人留学生と異なり、渡日後の日本語予備教育を必要としない。日本での留学期間も2年間であり、学費・滞在費等も大幅に削減される。
 履修コースは、メキシコ・ヌエボレオン州内の各大学内に、長岡技術科学大学留学コースを設置し、本学3課程(機械創造工学課程、材料開発工学課程、環境システム工学課程)への編入学として受け入れる。学生の派遣は、本学は創設以来、実務を重んじる大学として、27年前から実務訓練(約5ヶ月派遣)を実施しており、メキシコ・ヌエボレオン州内の各大学を経て、同州内の企業等で実務訓練を実施する。教員の派遣は、日本語教育の支援、専門基礎科目等の指導を行うため、現地に派遣する。また、eラーニングによる教育を積極的に展開する。