VOS,No.107

[Back]We are new citizens of Nagaoka[Back]

0新天地,そして新しい人間関係
(学部1年)
土谷 翼
夏になる前に髪を切りたいのだが・・・。

 本格的に生活を始めて2ヶ月が経ちました。
 私は静岡県からやって来ました。富士山を見上げて生活していましたが,18年間見ていたものが見えないというのも,なかなか辛いものです。
 同じ日本でありながらどこか文化の違う長岡の人たちの力を借りて,今,私は暮らしています。
 土地が違えば気候も違うわけで,フェーン現象というものでしょうか,地元の人間から私の持つ長岡のイメージのほとんどが偏見による間違いと思い知らされました。夏は避暑地ではなかったのですね。
 講義が始まって,軽いカルチャーショックを受けました。普通科出身と工業科出身,思った以上に差は大きいです(私は工業高校出身)。ですが,そのような自分にないものを持つ者同士が友人になって,お互いの欠点を補い合うということは,素晴らしいことではないでしょうか?そう思えると,入学当初,「勉強もできないのに・・・」とためらっていたサークル活動などでもやってみようかと余裕が出てくるものです。サークルに入れば必然的に気の合う友人もできるわけで,これでまた人の輪も広がります。
 大学まで進学したからには,私も野望・目標を当然持っています。目標に向かっての努力を惜しむつもりはありませんが,かといって勉強ばかりの生活を送るつもりもありません。横溢(おういつ)するやる気を絶やさない大学生を目指したいです。

0「志」
(電気・電子システム工学課程3年)
鈴木 一生
米百俵の群像の前で(筆者は右)

 4月1日に熊本から長岡に来た私は,飛行機の中,技大で始まる新生活を思い,不安と期待からか,胸が熱くなったのを覚えています。その日,技大近くの自分の貸間を探しているとき,通りがかりのおじさん(教官?)に声を掛け,道を尋ねました。別れ際にその方は「技大の学生さん?ここは良い大学だよ!がんばって」と言って去って行かれました。長岡の人は親切で,技大は住民の方から良いイメージを持たれているのだなと思った新生活初日でした。
 技大の講義は,高専の講義より密度の高い講義が多く,理解に苦しむこともあります。しかし,各教官皆質問に行けば親切に教えてくれ,高専のとき抱いていた,学生と大学教官との距離間はありませんでした。技大には,いろいろな考えを持たれている教官がおられると思いますが,ある教官が講義の途中言われたことに共感を覚えました。それは,大学は自分の得意分野を伸ばすところであり,平均点を取る所ではない,ということです。高専のとき,環境問題解決に寄与する研究を将来行いたいと考えていた私は,技大に入学してからも,その志は変わっていません。変わっていないどころか,様々な教官,友達を通じてその決意は固まりました。
 今は実験・レポートに追われる毎日ですが,毎日の生活で楽しいことも多いので,これから長岡の学生生活を実りあるものにしていきたいと思います。

0緑がたくさん
(材料開発工学専攻1年)
大森 寛人
目つきが・・・

 大学院に入学し,新しい生活が始まって早2ヶ月半が経とうとしています。長岡に初めて訪れたのは,昨年の6月頃でした。夏真っ只中というわけでもないのに,非常に暑かった思いだけが残っています。研究室見学という名目だったため,学校にはもちろん来ましたが,ついでに市内を巡りました。豊かな緑,昔ながらの建物と,風情のある街並みがとても印象的な街でした。
 実際に長岡に住んでみて,まだその印象は変わっていませんが,これから夏,冬と季節を経験していく間に,印象も変わってくると思います。よい方向に向かうといいですが・・・。
 今,私がお世話になっている研究室は,明るく雰囲気も良いところで,外から来た私でもすぐに打ち解けることができました。高専のときとは異なった分野に飛び込んだため,正直大変なことだらけですが,新しいこともたくさんあって,とてもよい刺激になります。
 そんな私の大学生活での目標は,できる限りこの2年間を楽しく過ごすことです。

0長岡に来て
(情報・制御工学専攻3年)
ラークムサプ ポンパン
研究室のメンバーと(筆者は右端)

 1998年10月5日に,私は長岡技大に来ました。そのとき,国際協力事業団(JICA)の研修員として5ヶ月間,高田・明田川研究室で研修をしました。そして1999年に,再び,文部省の奨学金を受け,研究生として長岡技大へ来ました。また,2001年4月に同大学の博士課程に入学しました。日本で生活した2年間のうちに私は,3回日本の冬を体験しました。冬は雪が降り,とてもうれしく楽しいです。しかし,日本の夏はすごく暑くて大変でした。また,同じ研究室の学生と出会いました。皆は個性的ですが,一つの共通点があります。それは修士論文を書くときに忙しく,また,まじめに実験をすることです。
 私は自然や山などがとても好きなので,長岡は私にとってとても良い所だと思います。長岡と私が住んでいたバンコクとを比べると,長岡は遊ぶ所などがないので,研究する時間がたくさんあります。遊びは卒業してからでも遅くはありません。