VOS,No.108


 高専と技大 [Back]

0 高等専門学校・長岡技術科学大学 教官交流研究集会
 高専と大学の研究交流の一層の活性化を図ることを目的とした今年度の研究集会は,毎年実施の機械系と経営情報系そして隔年実施の電気系と化学系の4系で開催されました。
 研究集会の内容はもともと研究交流が中心でありましたが,近年は高専と本学に共通した様々な教育・研究における連携や課題等への取り組みなど多方面にわたる討論・情報交換会となってきています。特に今年度は,全国の国立学校が大きな関心を寄せているJABEEへの対応と独立行政法人化問題について多くの研究集会において意見交換がなされました。

平成13年度の実施状況
系 名 機 械 系 電 気 系 化 学 系 経営情報系
テ ー マ
JABEEへの対応
高専―技科大カリキュラムの一貫性
独立行政法人化への対応
JABEE制度とその試行現状及び教育・研究発表会 変革期における高専・技大間の化学教育連携と将来展望 高専・技大における新分野での教育研究の課題と新しい連携について
参加者数
高専教官 66名
その他 1名
本学教官 40名
107名
高専教官 56名
その他 1名
本学教官 50名
107名
高専教官 14名
その他 0名
本学教官 26名
40名
高専教官 21名
その他 0名
本学教官 16名
37名
開 催 日 7月26日(木)〜
7月27日(金)
8月27日(月)〜
8月28日(火)
8月21日(火)〜
8月22日(水)
8月22日(水)〜
8月23日(木)

高専−長岡技科大(機械系)教官交流集会開催報告

秋山 伸幸
(機械系 教授)

 機械系では7月26,27日の2日間にわたって,高専教官と本学教官との交流集会が開催された。今年度のテーマは,JABEEへの対応,高専−技科大カリキュラムの一貫性,独立行政法人化への対応の3つであった。比較的タイムリーなテーマであったため,高専から66名,本学から40名の教官が参加され,豊橋技術科学大学からも教授1名の参加をいただき,活発な討論が行われた。
 JABEEへの対応では,機械系が本年JABEEの試行を受けるために立案した,高専4,5年次と本学3,4年次の一括認定を受ける方策が紹介され,高専教官の大きな反響を得た。大部分の高専教官は技大の案に賛成であったが,反対の意見もあり,この点に関する関心の高さがうかがわれた。高専でも一致団結してこのテーマを考えなければならないとの意見が多かった。
 独立行政法人化に関しては本学井上副学長が,これまでの経緯と現状を平易に解説された。高専教官からは,今まで具体的な解説を聞いたことがなかったので,やっと全貌が理解できたと好評であった。
 その後木更津高専地域共同テクノセンター長,本学技術開発センター長から産学協同の成功例,失敗例の紹介があり,成功させるためのノウハウには聴講者全員が身を乗り出して聴き入っていた。
 集会終了後,蓬平温泉で懇親会が行われ,最後にアンケートを提出していただいた。JABEE対応,独立行政法人化は,共にやっとスタート台についたばかりの課題であるので,今回報告された内容の結果報告を兼ねて,来年も同じテーマで交流集会を開催して欲しいとの意見が多かった。