VOS,No.108


 チャレンジ大学改革 [Back]

FD研修会に参加して

鈴木  泉

(経営情報系 助手)

 研修会に参加して,今後の教育に取り入れていきたいと感じたことは,次の2点です。
 毎回必ず授業の内容を反省すること。自分ではうまくしゃべったつもりでも,学生には理解しづらかったり,威圧的に感じたり,退屈であったりといったことがあるものです。逆に,講義の途中で考え込んでしまったり,説明に手間取ったりするなど,自分では散々な授業であったものが,かえって学生らには分かりやすく,生き生きとした講義に感じられることもあります。はじめから上手い授業ができる人はなく,こうした授業と反省の積み重ねが大切です。
 可能な限り学生の名前を覚えること。いちど名前を聞けば100人でも覚えてしまう人もいれば,毎日口にしていないと良く知っている人の名前まで度忘れしてしまう人もいます。私などは典型的な後者のほうですが,授業の中でしか会わない学生の名前を覚えているということは,授業の中で学生との一対一の対話があるということです。大人数クラスの場合は別として,せっかく授業という共通の場に教師と学生が臨んでいるからには,こうした相互の対話を効果的に利用しない手はありません。


4週間の語学研修を終えて

北添 佳奈

(電気・電子システム工学専攻2年)

 私は7月末から4週間,カナダ・マニトバ大学の英語研修プログラムに参加しました。これは私にとって初めての海外生活であるのに加えて,1ヶ月間英語だけに囲まれた生活となるため,湧き出る不安を押さえつつ日本を後にしました。
 授業は2日目から始まり,と同時に私の英会話への挑戦も始まりました。私のクラスには,メキシコ,ペルー,韓国と様々な国出身の人がいました。当然のことながら,クラスメイトとのコミュニケーションは英語で行わなければなりません。当初,英語のボキャブラリーが少ない私は,電子辞書片手に会話文を考えるだけで精一杯でした。頭の中で文章を組み立て,時には身振り手振りを交えながら自分の気持ちを伝えること数日間。ふと気が付くと,文章を頭の中で組み立てる前に口に出すことができ,辞書を使う回数もずいぶん少なくなっていました。
研修でできた友人たちと動物園にて(筆者は中央)

 どんなに簡単な文章でも,自分の話す英語が相手に通ずるとそれが大きな自信につながります。自信がつくと自分から英語を話す機会も多くなり,ひいては自分の英語能力向上にもつながることでしょう。マニトバでの4週間は,自分の英語能力を知る良い機会になると共に,英語の重要性を知るきっかけにもなりました。そして何より,世界各国の人々と交流することで視野を広げられたことが,一番の成果だと思います。