VOS,No.112

 卒業生だより [Back]

社会人になって思うこと

矢 口 安 武
(平成12年3月 機械システム工学専攻修了)
勤務先: 松下電器産業(株)
半導体社 生産技術センター
パッケージ開発グループ 第4開発チーム
 皆さんこんにちは。2000年4月に入社しましたので,私は今年社会人3年目を迎えました。
 3年目といっても,私の会社では最初の1年目はほとんど研修ばかりで終わってしまうため,配属されてからは1年とちょっとです。
 そんな私が思うことは,会社に入って大事なことは,どれだけ知識があるかということよりも,どれだけ知識を集める力があるかということの方が重要になってくる,ということです。会社には学生のときのような教科書はなく,自分が欲しいと思う情報は自分で見つけてこなければなりません。それもすぐにです。大学でやってきたことを基礎的な地盤として,その上に応用的な情報や最新の情報を入手する必要があります。私は半導体に関する仕事をしていますが,半導体の技術は日進月歩でいつでも最新の情報を必要としており,この点,今でも苦労しています。世の中のスピードが速くなっている今,新しい情報をどれだけ早く手に入れられるかというのはひとつの技術であると考えています。
 さて,最後に学生の皆さんに一言言わせていただきます。社会人になると長期休暇は取りにくくなります。職場で他の人の仕事に影響を与えてしまうためです。学生ならば自分で都合をつけやすいと思いますので,ぜひ,学生のうちにやりたいことをたくさんやってみてください。それでは。
実験室にて

9年目の振り返り

恩 田 和 幸
(平成6年3月 電気電子システム工学専攻)
勤務先: NTTアドバンステクノロジ株式会社
ネットワークシステム事業部
 長岡技術科学大学を卒業し,現在の会社(NTT−AT)に就職してから8年が経ちました。のほほんと過ごした学生時代がついこの間のことのようであり,月日の流れの早さに驚きます。これまでの8年間を簡単に振り返ってみます。
 私の会社(NTT−AT)は,先端技術,ネットワーク,システムソリューション,及び調査・分析・コンサルティングの4つの事業を手がけています。私自身は,入社以来ネットワーク事業に関わってきました。今まで,ネットワークシミュレータの開発,通信ノード開発のサポート(NTT研究所業務),最適なネットワーク資源配分の研究(ATR研究所業務)などの業務を行いました。そして現在は,IPネットワーク機器の評価試験に関する業務に就いています。業務がずっとR&D関連ですので,大学時代の実務訓練と研究経験が大いに役立っています。記憶に新しいのは,ATR研究所業務中に,大学の出身研究室に研究委託をさせていただいたことです。具体的には,2年半にわたって通信トラフィックの品質解析に関する研究をしていただきました。その間,懐かしい技科大キャンパスを何度か訪れ,先生ならびに後輩学生のみなさんと有意義なディスカッションを重ねました。そして最終的に,すばらしい研究成果をあげていただきました。研究室のみなさん,その節は本当にありがとうございました。
ハワイでのトレーニング(筆者は右)