VOS,No.112

  ながおかニューライフ [Back]

新しい学校、新しい生活
廣 川 奈緒美(学部1年)
テニスコートにて

 入学式の日,大学は桜が満開でした。私の住んでいた所では絶対なかった事なのでひどく感動しました。そして花が散り,みごとな葉桜に眩しい日ざしとまるで初夏のような様子に再びその差を実感しました。このように,気候の違いを感じる度に感動したり,とまどったりしていて,長岡の夏はとても暑いと聞き(県内では一番?),暑さにそれはそれは弱い私は今から不安でどきどきしています。
 一人暮らしには思っていた以上に適応していて,ホームシックにもかからずにいます。しかし,講義,実験,レポート等の大学生活の方はまだまだ慣れない事が多いです。
 特に実験は,5〜6人の班ごとだった高校とは違って1〜2人で,やらなければけない事の分量が増えて,作業の遅い私はなかなか予定どおりには行きません。
 とまあ,上記のように急がなければいけない時も多々ありますが,あくまでもマイペースで,少し余裕を持って行きたいです。レポートに追われながらも,友達と遊んだり,バイトしたりと,勉強だけでなく,周りの景色を楽しみながらこれからの大学生活を送りたいと思います。
夢を叶えるために
松 本 明日香(生物機能工学課程3年)
高専の謝恩会にて(筆者は右端)

 長岡での生活を始めて数カ月経ち,大変だと思っていた一人暮らしはとても快適で,有意義な毎日を送っています。
 講義は,思っていた以上に密度が高い内容ですが,それでも理解出来ないというわけではありません。私は高専の物質工学科出身ですが,クラスには全く違う学科出身の人もいます。どの講義でも基本的な内容(私にとっては復習)を交えて授業が進められ,また理解し難いところがあっても,先生がみな質問に対して丁寧に答えて下さるので,1つ1つを確実に理解することができます。私は教職の講義も履修しているため少し忙しいですが,講義は楽しいし,教官もクラスの人たちも個性的な人ばかりなので,忙しさも苦痛ではないし退屈する暇もない生活を楽しんでいます。放課後も部活動や自分の趣味に時間を使って,学校生活も私生活も充実しています。
 私が初めて長岡に来たのは,2年前の夏のオープンハウスの時です。2週間という短い期間でしたが,その時お世話になった研究室の教官や学生の皆さんのおかげで充実したものになりました。その経験がこの大学を受験するきっかけにもなりました。
 私には叶えたい夢があります。それは子供たちに科学の面白さを伝える職業に就きたいというもので、それを実現するためにこの大学に来ました。自分の夢の達成のため頑張って行きたいと思います。
「願望」から「意志」へ
  山 勝 彦(電子機器工学専攻1年)
ソフトボールの練習中に一枚

 住み慣れた北海道を離れ,ここ技大で新たな学生生活がスタートしてから,2ヶ月近くになります。長岡での生活が始まった当初は,慣れない生活にも随分と戸惑ったものですが,独り暮らしは思いの外楽しく,非常に充実した生活を送れています。
 実際に技大に通ってみると,「非常に特色有る学校だな」と言う印象を受けました。高専からの学生が主体である事や留学生が多い事など,以前は別の大学に通っていた為か,他の学生の皆さんが何気なく思っている事でも新鮮に映る事が多いです。
 学部時代に「レーザーに関係した研究を行いたい」と言う漠然とした願望を持っていましたが,高い水準の講義,充実した研究施設及び実験器具を目の当たりにして,何となくの「願望」であった物が,確固たる「意志」へと変化していくのを感じました。講義は高水準なぶん難度も高く,学部時代の勉強が足りなかった為かついていくのは大変ですし,研究や実験も決して楽なものでは無いと思いますが,そのぶんこちらもやり甲斐が有りますし,問題が解決出来た際の喜びも一段と大きなものになるので,頑張りたいと思っております。せっかく与えられた新天地でのチャンスを無駄にしない為にも,一日一日を大事にして,密度の濃い学生生活が楽しめる様にしたいと思います。そして,常に深く考え,悩み,精進を怠らぬ人間を目指していきたいと考えています。
希望に輝く新生活
 趙   玉 国(建設工学専攻1年)
秋の上高地

 4年前私は技術者として中国から日本にやってきました。長野県で4年も暮らしていました。山のふところにいだかれるのどかな山村風景,アルプスの四季折々の美しい景観,郷土色豊かな祭りなどは自然を求めている私を魅了しました。
 社会はいつも変化しており,新しい技術が誕生し,新材料がどんどん開発されています。今まで習った知識がだんだん足りないことを感じて,ついに仕事をやめ,4月3日にまた留学生として長岡にやって来ました。この地域といえば,まず思い出したのは「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」という有名な川端康成の「雪国」だけでした。これから始まる学生生活に一抹の不安があります。
 合格通知書を受け取ったとき,やっと厳しい仕事から解放されたと思っていましたが,講義が始まって,そう簡単にはいきません。多くの専門用語の意味ははっきりわかっていません。留学生として日本で学んだ専門知識を自国の言葉で表せることが大事だと思います。技大には研究設備が完備されており,研究テーマも多いです。どれを選んだらよいか迷っています。最初の目標は迅速に大量の文献を読めることです。多くの研究テーマに取り組むために頑張っていきたいと思います。私は中国の北方で生まれ育ったもので,幼い頃から雪が好きです。今度ここで本当の雪国の情緒を味わえることも楽しみです。