VOS,No.112

 特集/世界から・世界へー新しい国際交流ー [Back]

長岡市民との交流
シュット
ムナール・アハマド・フィトリアディ
(創造設計工学専攻1年)
みんな遠慮なく質問しています。

 ある日,私は小学校から依頼を受けて,インドネシアのことを紹介しに行きました。インドネシアの子供達がよくするシュットという遊びも紹介しました。シュットというのは,日本のじゃんけんと同じように指を使って勝ち負けを決める遊びです。
 日本のじゃんけんとの違いはまず,対戦する人数です。シュットの場合は1対1でしかやりません。シュットでは親指で象を,人差し指で人を,小指で蟻を表わします。象は人間より大きいので人間に勝つと考え,親指は人差し指に勝ちます。人間は蟻より大きいので蟻に勝つと考え,人差し指は小指に勝ちます。「象と蟻とではどちらが勝ちますか」と質問すると,みんな元気に手を上げて答えようとしました。面白い答えがいろいろ出ましたが,最後に女の子が正しく答えました。「象が気づかないうちに蟻が耳に入って象が倒 れてしまうので親指は小指に負けます」。
 このことで日本の子供たちは新しいことにすごく興味を持つことが分かりました。分からないことがあればすぐに手を上げて質問してきました。みんな元気で積極的で明るい子供達であるという印象が強く残りました。インドネシアの子供達は積極的な子供たちも多いですが教育を受けるチャンスが比較的少ないためなのか途中で学校をやめたり大人を怖がる子供たちも少なくありません。この交流を通し改めて子供たちの教育の大切さを実感できました。
留学生との交流
留学生による英語教室
三 宅 貞 司
(長岡市立深沢小学校 教論)
他校とのインターネットを通じた交流の指導をしていただいているところです。

 深沢小学校では,平成12年度より技大の留学生の方から,児童への英語指導とインターネットなどのコンピュータ指導をしていただいています。英語教室は月に一度から二度の割合で実施しており,各年度とも2名の留学生の方から年間の指導に当たっていただいています。内容は,英語による簡単な挨拶のしかたや色,数の表現のしかたなどです。
 昨年度担当していただいたサティアさん(マレーシア出身),エディタさん(フィリピン出身)は,お二人ともいつも笑顔で,ゲームや身体表現を通し,楽しく英語を教えて下さいました。ともに日本語がとてもお上手で,発音がよくできない子どもにもねばり強くわかるまで説明をして下さっている姿がとても印象的でした。子どもたちもすぐに留学生の方とうち解け,気軽に自分から話しかけたり,英語で明るくあいさつしたりできるようになりました。
 また,当校では昨年度から国内のアメリカンスクールとインターネットによる児童間の交流を行っています。その際にも,留学生の方から電子掲示板の使い方の指導や翻訳のお手伝いをしていただき,児童間の国際交流にも協力していただいています。
 今年度は,フィジー出身のサリタさん,フィリスさんのお二人から指導していただくことになっています。子どもたち共々,楽しい英語教室を今から心待ちにしています。