VOS,No.112

 特集/世界から・世界へー新しい国際交流ー [Back]

海外実務訓練体験
タイでの企業実習
武 井 達 也 (電子機器工学専攻1年)

企業での新年祭にて(本人中央)
 私は,電気系では初めてタイでの実務訓練生として,東芝セミコンダクタタイランド社で企業実習を行ってきました。その会社は,バンコクの都心から車で約30分離れたところにあり,主にディスクリート半導体の製造を行っています。私は,主に品質管理や不良解析の仕事に携わり,その手法や重要性などを学びました。
 企業での実習の前に,パトムワン工科大学で一ヶ月間タイ語の勉強やタイでの生活の仕方を,多くの先生方や生徒から学びました。そのおかげで,タイ語が多少話せるよになりました。また,タイのバス,電車,タクシー,トゥクトゥクなどの乗り方も教わることができ,その後のタイでの生活に大いに役立ちました。
 企業に入ってからは,製品の製造,試験,不良解析を主に行いました。品質管理や不良解析の仕事を行い,その手法や重要性などを学びました。その中で問題に対する取り組み方や,問題解決法を学ぶことができました。
 このように,今回の実務訓練では企業実習と共に,異文化社会での生活を体験することができました。このような経験は,なかなかできるものではありません。非常に貴重な経験ができたと思っています。これらの経験すべてが,いろいろな面で自分を成長させてくれたと思います。
交換留学生体験
留学で得たもの
永 井 悠 介 (創造設計工学専攻2年)

 私がハンガリーにあるミシュコルツ大学留学によって得た一番のモノは,「度胸」だと思います。今回ハンガリーに留学したのは私一人だったため,良くも悪くも全て一人でやらなければなりませんでした。ハンガリーに到着したばかりの頃は見慣れない景色や,言葉の違いから不安や緊張でいっぱいでした。しかし,せっかく遠い異国の地で勉強できるチャンスを頂いたのだから,何事にも積極的に挑戦しようと常に心掛けるようにしました。日々の生活では,できる限り現地語で話すようにし,様々な行事やパーティに参加することでコミュニケーションの大切さや難しさを学ぶことができたと思います。母国語でない言葉での会話は,言語の文法・語彙よりも表現力(非言語)や伝えようとする気持ちが大切なんだと改めて感じることができました。また,留学期間中はアメリカで大規模なテロが多発した時期であり,歴史・文化・宗教の違いについても大変考えさせられました。自分にとってとても貴重な経験を得ることができたと思います。
 また,ここまで自分ひとりで頑張っていたように書きましたが,やはり周りの友人たちや先生方に恵まれた事がこの成果につながったと思います。周りの人々の協力がなければ,こんなに充実した時間を過ごすことはできなかったでしょう。ここで出会った友人たちとのつながりも大切にしていこうと思います。

ハンガリー名物パーリンカを飲む(本人は右から2番目)