VOS,No.112

 特集/世界から・世界へー新しい国際交流ー [Back]

学術交流
ハノイ工科大学学長,副学長への名誉博士号授与と大学間交流の質の向上
宮 田 保 教 (機械系長・教授)

 ハノイ工科大学学長Hoang Van Phong氏,同副学長 Banh Tien Long氏に本学の名誉博士号が本年3月授与されました。両氏ともに本学との交流協定締結以来,日本へのヴィエトナム人留学生の派遣はもとより,日本人〔本学学生〕留学生の受入れ,実務訓練受入企業の開拓,その企業での実務訓練の円滑な実施等に協力頂き,本学との交流の深い大学の一つとなっています。その尽力,功績をたたえ名誉博士号の称号を授与することは,交流の発展にとって望ましいことであると思われます。
 ヴィエトナムの工業界で指導的,先導的な技術者となれるような人材の育成を目標に,現在両大学の間でツイニング・プログラムの検討が進められています。学生や教官の交流のみでなく,いかにその質を向上させていくかが大学間の交流の課題でしょう。

名誉博士授与記念式典にて Hoang Van Phong(ハノイ工科大学長)からの手紙
 長岡技術科学大学(以下NUT)服部学長,教官,事務局の皆様。私とハノイ工科大学(以下HUT)ロング副学長に貴学の名誉博士号を頂き光栄に存じます。昨日はツイニング教育プログラムに関する覚え書きを交換し,両学の交流は新しい局面を迎えるに至っております。これまで両大学の関係樹立のため力を注いでこられた石崎教授に対し大変感謝し,その努力を私たちは高く評価しております。
 両国の交流は何世紀もの歴史を持ち,ヴィエトナムには古い日本人街の跡もあります。来年の越日国交樹立30周年を期に両国の関係は新しい段階に入るでしょう。近年,日本は第一の貿易相手国であり,第一のODA援助国でもあります。特に1990年以降はあらゆる面で両国の関係がますます緊密さを加えていることは皆様もご存じと思います。
 教育面では両大学の関係はすばらしい具体例だと思います。数多くのNUTで勉強したヴィエトナム人学生が,ここで得た知識を活かして我が国の近代化・工業化に貢献してくれることを信じています。NUTの協力によってHUTは世界的なレベルに達するでしょう。
 政府機関ばかりではなく市民の活動によって越日関係がいっそう深まっております。なかでも長岡は,市を始め,大学等の団体から多大な支援を頂いております。越日関係は両国の利益にとどまらず,アジア諸国や世界の平和・幸福・発展のためにも大きな意義があると考えております。
 皆様のご健康・ご活躍を願って,お礼の言葉に代えます,HUT学長,Hoang Van Phong
平成14年4月29日
ヴィエトナムウィーク
石 崎 幸 三 (機械系 教授)

 長岡市が主催し3月18日から31日まで長岡市国際交流センターの主催でヴィエトナムウィークが開催された。期間中,大手通の同センター「地球広場」でアオザイの展示,観光地の紹介,教育制度・宗教・料理の説明などが行われた。28日には主として本学のヴィエトナム人留学生の手になるヴィエトナム料理やお菓子などが市民に披露された。29日にはリリックホールで長岡市・本学主催,ハノイ工科大学協賛でメインイベントが行われた。最初に本学の校歌が歌われ,大使のメッセージが披露された後,長岡市長の挨拶,服部学長がフォン学長を市民に紹介し,フォン学長の挨拶の後,ヴィエトナムの音楽・歌・ファッションショウが行われた。
大手通の地球広場にて
リリックホールにて