VOS,No.113

 特集/開かれた大学,開かれた専門教育 [Back]

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)

 本学では,本年度からスタートした文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール」の指定を受けた長岡高校理数科の生徒に対し,最先端の研究に触れる機会を提供するため,以下の担当教官を講師として,各研究室において実験を中心とした講義を実施しました。

<7月19日(金)> <9月12日(木)>
機 械 系 柳 和久,木村哲也,宮下幸雄 機 械 系 阿部雅二朗,井原郁夫,磯部浩己
電 気 系 木村宗弘 化 学 系 斎藤秀俊
化 学 系 藤原 巧 環境・建設系 大橋晶良,樋口 秀
環境・建設系 丸山久一 生 物 系 山元皓二,城所俊一
生 物 系 森川 康,渡邉和忠 体育・保健センター 塩野谷 明
体育・保健センター 三宅 仁
<9月26日(木)>
機 械 系 宮田保教,鈴木正太郎,武田雅敏
電 気 系 高橋 勲,北谷英嗣
化 学 系 五十野善信
生 物 系 鈴木秀松,宮内信之助

スーパーサイエンスハイスクール長岡高校教諭より
研究室見学を実施して
頓 所 裕 史 (長岡高校 教諭)

2002年7月19日 研究室見学当日 木村哲也研究室にて 写真右端が筆者 左端が木村助教授 他は長岡高校生徒達


 本校は今年度から3カ年間,スーパーサイエンスハイスクール(SSH)としての研究開発を行います。理系教科に関しての生徒の興味や関心,目的意識を醸成することを課題としています。
 このような課題を達成するためには,研究・教育水準が高く,しかも地元にある貴学との連携が不可欠と考え,ご協力を依頼いたしました。
 その第一弾として,理数科1年生(40名)の研究室見学を7月19日に実施させていただきました。生徒はそれぞれが選択した3つの研究室において,少人数での講義や実験を体験させていただきました。このような形態でお願いしたのは,以下のようなねらいからです。
・1年生の段階で,多岐にわたる科学技術の分野に触れさせ,全てを理解できずとも,その奥深さに気づいてほしい。
・少人数で,しかも各研究室にて受講することにより,生徒にとってはより密度の高いものとなり,研究に
対して魅力を感じてくれることを期待できる。
 初めての試みで,私どもの準備には不十分な点もあり,ご迷惑をおかけいたしましたが,講義内容は生徒には大変好評で,教官の皆様が工夫した分かり易いものにして下さったことが伝わってきました。本当にありがとうございました。今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。


スーパーサイエンスハイスクール長岡高校生徒より
研究室見学の感想
参加生徒より (長岡高校理数科1年匿名希望)


 高校から飛び出て,大学の雰囲気を直に肌で感じる事が出来た今回の技科大の訪問は,自分にとってとても刺激になりました。中でも研究室へ見学に行き,実際にどのような事が研究室で行われているのかを,多少なりとも自分の目で確かめられた事はとても新鮮で興味深いものでした。
 今回,自分が訪問させていただいた研究室は,森川研と柳研,そして木村研でした。それぞれの研究室には,様々な設備や機械が整っており,それらはどれもこれも,見たことのない物ばかりで,大学は研究機関なんだと実感させられました。木村研では,クリーンルームに入らせていただきました。防塵服を着て,エアシャワーを浴びて入ったクリーンルームでの講義は,ほんの少しだけ研究者の気分を味わわせてもらった気がします。
 今回の技科大訪問では,研究室に行かせてもらい,そこで講義をしてもらったことで,大学ではどのような事が行われているのかが分かり,さらに,自分なりにますます大学へのあこがれが広がった気がします。それに高校を卒業したら,進路がいろいろな分野に広がっていくことに気付かされ,身が引き締まる思いがしました。まだあと2回,行く機会が残っているので,次回からもしっかり講義を受けてより深い技科大訪問にしたいと思っています。