VOS,No.113

 特集/開かれた大学,開かれた専門教育 [Back]

柏崎高校夏季集中講座への協力
八 井   浄,末 松 久 幸
(極限エネルギー密度工学研究センター)
ETIGO-IVについての説明を聞く見学者
(説明員:電子機器工学専攻修士1年,島田奈美氏,写真提供:研究機関研究員,平井 誠氏)


 平成14年8月29日(木),12時30分〜13時00分,新潟県立柏崎高等学校の高校2年生の生徒40名が,極限エネルギー密度工学研究センターを見学した(引率者:飯田昭男教諭他1名)。見学者は3班に分かれ,センターの大学院学生に先導されてパルスパワー発生装置(ETIGO-II, ETIGO-III, ETIGO-IV, および細線放電装置等)を見学した。
 大学院学生らがコンデンサーを用いた容量性エネルギー蓄積の原理を,水力ダムの貯水・決壊になぞらえて説明したところ良く理解出来たようであった。その後,パルスパワー発生装置の実際の運転に立ち会う機会があった。パルス圧縮されたエネルギーが発生するときの轟音を耳(体全体?)で実体験した。さらに,これらの装置を用いて得られた成果や,応用の実例に触れて,非常に満足そうな様子であった。
交流フェア2002
発展途上の「・・・交流フェア2002」
小田原 勝 夫
(テクノインキュベーションセンター産学連携コーディネーター)
特別講演会講師 相場和彦氏(中央)

 8月24日,うまくいくかなと少々心配していた「地域企業と長岡技大との交流フェア2002」が思いのほか好評に終わり,ホッと胸をなでおろしている。
 アンケートや感想文によると帝人(株)の研究開発トップの相馬和彦氏の講演が切れ味の良いレベルの高い内容であったと最も好評で,研究交流会を中心とした展示交流会,昼食と一体にした懇親会も「良かった」というのが大方の来場者の反応であった。多くの方々に「色々なものを吸収できた」「勉強になった」「ビジネス展開に役立つ方法が見えた」等々元気付く御意見を多く頂いた。やってみれば色々反省すべきところもあるが複数の新たな試みをやって良かったと思っている。
 「変革し続けること」が時代の要請であるならば,「技大の産学連携」も「研究交流会」も「交流フェア」もより高い方向に情熱をもって変え続けていきたいものだと考えている。
 これからの日本の産業には極めて高度な品質の商品とスピードの速い経営が要求されると思われるが
会場全体
,それには豊かな産学官連携の「場」と常に変革し続ける「イノベーションへの覚悟」が不可欠であろう。
 変わらなければならないことは良く分っているのだが,どう変わればよいのかが分らない,とよく耳にします。技大提供「…交流フェア」がその課題の突破口になれば最高である。
 今年の励ましを糧に来年も又,各研究室の御協力の下,研究協力課と更なる案を練り上げたいと思っている。発展途上の「…交流フェア」なのだから。