VOS,No.114

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こんな学生を求む
川 崎   昇 (株式会社アドバンテスト人事部)

 アドバンテストは「お客様の満足度」を基本目標に先端技術を取り入れた物作りに力を注いでいます。又全社員が,より高い目標を持ちお客様の要求に答えて行く仕事の取り組みをしています。今日の技術テンポが早く進んでいる中で,新入社員には,想像力の発揮とやる気の有る人材が強く求められます。就職は学校で学んだことの応用編に入って行く訳ですが企業を選ぶ際に重要な事は,入社をしたい企業が進もうとしているトレンドを知ることです。そして自分がその流れに乗れるかを判断し会社を選ぶことです。又社会人になる事はプロの世界に入るわけで自分が「どんな仕事をしたいのか」「どんな技術に取り組みたいのか」が大切です。面接の時に印象深く残る人は応募企業を良く勉強しています。同時にその企業の技術者になることへの考えがまとまっています。優れた社員の中に生辞書(人生の先輩)を大切にし,人の意見に聞く耳をもっている技術者がいます。これから会社という集団生活の場に入って行くことになりますが,人と人との情報交換を大切にして世界のお客様が待ち望んでいる技術にチャレンジしてくれる新入社員を強く切望しております。最後に一言『なせば成るなさねばならぬ何事も』その精神でガンバッテ下さい。

企業が求める人材像
猪 口   猛 (ヨネックス株式会社 新潟生産本部)

新潟生産本部

 当社は,世界のトッププレーヤーから多く愛用されておりますバドミントンラケット,テニスラケット,ソフトテニスラケット,ゴルフクラブ並びにスノーボードの製造販売,及びスポーツ用品を販売する企業であり,新潟生産本部は,これらを製造する工場です。国内はもとより,世界各国に販売代理店を持ち,アメリカ,イギリス,ドイツ,カナダに現地法人を設立し,販売拡充を図り,また台湾には工場を設立しラケット(普及品)を主に製造販売も行っております。同業他社や異業種各社が,東南アジア,台湾,中国に進出するなかで,当社は,あえて技術力で競合に打ち勝つ製品を国内で生産することを基本方針としており,その開発に関わる人材を幅広い分野から求めております。学生で学んだ知識や技術力が全て生かせるとは思いません。開発においてはお客様の立場に立つことも重要であり,生産,販売,サービスや情報の収集力も要素と考えます。企業にとっては,知識や技術のほか,本当にやる気があるのかを求めることが多くなってきております。
 壁にぶち当っても挫折せず,そこからチャンスが生まれることを信じ挑戦し続ける,そういったファイトある人材が,超スピードで変革する時代に対応でき,結果として企業に貢献できる人と考えます。何ごとにも自信を持って,最後までやりぬく努力を期待しています。

私の就職活動体験談
スタート地点に立とう!
江 藤   健
(建設工学課程4年)
一番右が私
 就職活動のスタート地点は,案外不明瞭なもので,私自身も正確にいつ頃から始めたとはいえません。とはいえ,活動と名がつく以上,ただ漠然と就職を考えている内は,スタート地点に立ったとはいえません。では具体的な活動とは何を指すのか?それはいつ頃始めるべきなのか?私の体験からいって,このことが皆さんが最初に思う疑問だと思うので,この点について書きたいと思います。
 まず初めにすべきことは「自己分析」です。自己分析といっても,そんなに堅苦しいものではなくて,今までの自分を振り返って,自分がこれから進むべき道を探すことです。就職本などによく方法が載っていますが,あまりそれを真に受けずに,自分なりの方法をとるのが良いかと思います。とはいえ一人では限界があるので,友達や家族,先輩などに自分のことを聞いたりして,協力してもらいましょう。
 自己分析で,「自分はどんな人間で,何がしたいのか」をある程度はっきりさせた後は,いよいよ企業研究です。これについては,まずは新聞やHPや就職本などの媒体を使って調べましょう。ここまでの流れを,学部の人ならば3年の12月までに終わらせておくと,年が明けてから焦るということは無いと思います。勿論これに並行して,SPIや専門の勉強をしておいて下さい。やり過ぎ,ということはまず無いので,本気を出してがんばってください。

就職を前に後輩へ
赤 星 幸 政
(生物機能工学専攻2年)
研究室の飲み会にて。左下が筆者。
 「就職活動」は全く新しい世界で,一体何から始めて良いのか迷った私は,まず去年卒業された先輩の行動を振り返ることから始めました。先輩の成功・失敗から得た何よりの教訓は,「行動は早く起こす事」「自分から可能性を狭くしない事」でした。
 前者に関しては,自分はどの様な職種に就きたいのか,地域はどの辺りが良いのか等,自己分析を極力早めにしました。また自分の希望する企業が気付いた時にはエントリー終了という事がないようにインターネットを利用した情報収集も徹底的に行いました。
 後者に関しては,私の場合自分の興味のある企業であれば,日本中どこでもエントリーしました。実際,私は地元へのUターン就職を望んでいたのですが,これでかなり受ける企業が限られてしまう事に気付き,すぐに全国をターゲットに切り替える事になりました。また,企業の大きさにもあまりこだわりませんでした。大企業だから安心という時代でもありませんし,待遇が良くても興味の薄い企業では長続きしないと思います。
 就職活動は自分が絶対に譲れないと思う事1つをしっかりと持ち,後はフレキシブルに活動する事が良いのではないかと思います。頑張って下さい。