VOS,No.115

 贈る言葉/卒業・修了にあたって [Back]


挑戦の継続を
宮田 保教(機械系長)
 卒業生,修了生の皆様に心から卒業,修了をお祝い申し上げます。この卒業,修了が次のステップへの有意義な門出となることを祈っています。
 本学の教育のモットーはVitality,Originality,Services(VOS)であり,皆さんはこれら素養を身につけて社会に巣立っていくわけですが,これからの世の中では,さらにGlobalな思考法を身につける必要性が加わってきます。新しいことを行おうとするときには,世界基準あるいは世界を視野に入れて,対処していかねばならないということです。一方では,変化する社会に対応していくために,自分で自分を鍛え,新しいことを学習させていく必要があります。巨人の松井選手の父親が彼に送った言葉として「努力していくことは(努力を続けられることはそれ自身),才能である」がありますが,この言葉はこれからの皆さんにも当てはまりましょう。他の専門分野の勉強であれ語学の練習であれ,自分自身を甘えさせず,自分をトレーニングさせ続けられることが,成功へのキー・ワードとなりましょう。
 変革の時代に対処していくのは大変ですが,一方ではそれに見合うだけの多くの成功のチャンスがあるということです。弱気や受身にならずVitalに,自分自身の持ち味(Originality)を発揮して,成功のチャンスを獲得していって欲しいと願っています。挑戦しなければ成功のチャンスはありえないのです。ぜひ,チャレンジ(挑戦)を続けてください。



目的を持った人生を
大月 大輔(創造設計工学課程)
 長岡に来て早いものでもう4年もの歳月が過ぎようとしています。自分が思っていた以上に大学4年間というのはあっという間でした。特に研究室配属された学部3年の2学期からの約1年半は短かったように感じます。学部1,2年の時とは違い一人一人にテーマが与えられ先輩の下について研究を行いました。最初の頃は何も分からず先輩に助けてもらってばかりでした。研究をしていて思った事は何に対しても目的を持って取組まなくてはならないということです。「自分が今,何が知りたくて,何で研究をしているのか。」分からなくなった人はもう一度その目的を思い出してみたら良いと思います。

研究室にて(筆者は下段中央)
 また,人生においても目標を決め,その実現に向かって日々楽しんで生活出来たら良いと思います。私は,「日々積み重ねる事の大事さ」を今年の目標としました。就職したらたくさん苦労する事もあると思うけれど,1日1日を大切に生きていきたいと思います。
 大学4年間,楽しい事ばかりではなく辛い事もあったけれど,とても思い出に残る良い学生生活でした。
 最後にお世話になった先生方,研究室の皆様,友人,卒業まで面倒を見てくれた両親に心より感謝致します。本当にありがとうございました。



苦しみから得たもの
小野 将志(機械システム工学専攻)
 こんな学校辞めてやる! 学部時代の私はこの事ばかり考えていました。工業高校出身で微積も知らない私にとって,この大学での生活は毎日が苦しみ,そして自分との闘いでした。しかし大学院に入りその苦しみは消え,最高の仲間達,尊敬する先生方,優しい共同研究企業の方々,本当に悪い地元の悪友達,そして家族と愛犬に支えられ,修了の時を迎えました。6年間を振り返ると様々な事がありました。徹夜までしたのに力数の点数が8点だった事,飲み会の度に酒の飲み過ぎで怪我をして更に記憶を無くし,多くの人に迷惑をかけた事(皆様申し訳ありませんでした。社会に出たら酒は慎みます。)等苦しい事が多々でしたが,楽しい事も少々あったような気がします。数多くの試練を打ち砕いてきたからこそ,現在の自分が在ります。

研究室にて(筆者は左から2番目)
これからも社会に出て,今まで以上の試練が待っていると思います。なんの取り得も無く不器用な私ですが,どんな試練にも負けない根性と試練に向かって行く力をこの6年で身に付ける事が出来ました。しかし,それは私だけの力ではなく,周りの皆の協力があってこそでした。本当に感謝しています。今後は産業界の頂点を目指し,ろくでなしだった私をここまで育て,成長させてくれた両親と祖母に楽をさせてあげたいです。そして自分の生き方を死ぬまで貫き,後悔のない人生を送りたいです。



人生の中継地点
定方  心(創造設計工学専攻)
 ついに今年で長かった学生生活に終止符を打つときが来ました。思い起こせば3歳から保育園へ通い(ほとんど覚えていませんが)この年まで学生をさせてくれた両親へ一言。本当にありがとう。冒頭からお礼の挨拶となってしまいましたが,修了を迎えるにあたり,この大学での思い出を振り返ってみます。

研究室の仲間と(筆者は右から二人目)
 学部の頃はバンドに明け暮れていた日々が続いていました。長岡に来てから新しいバンド仲間と出会い,自分にとっての新しい音楽,新鮮な気持ちで楽しい時間を過ごしていたのは新学期早々のことでした。大学での勉強は私が高専のときに考えていたよりも遥かに大変であり,夜中まで友人達と勉強をし,やっとの思いで乗り越えてきた苦しい時間もあったと今でも心に残っています。後に,このようなことがあったからこそ,今の自分の忍耐力につながっているのではと思えるようになりました。修士では研究重視となってしまい音楽に触れる機会も少なくなってしまいましたが,研究室の仲間と過ごした2年間は今となっては楽しい思い出となっています。もちろん辛いときも山ほどありました。飲み会の席では,いつも友人の世話をしていましたが,卒業してそれもできないかと思うと,少し寂しい気もします。これからは迷惑をかけないようお願いします。
 最後になりますが,この大学で私のことを支えてくれた,先生方,研究室の仲間達,友人に心より感謝します。新たな出発点として精進していきます。