VOS,No.117

 チャレンジ大学改革 [Back]

語学センター
これぞシドニー語学研修での楽しさ!!
和 田 孔太郎
(材料開発工学課程4年)


▼マッコーリー大学での語学研修を経験した中で一番楽しかったことは,世界各国に友達ができたことです。Nceltr(National Centre for English Language Teaching and Research)には,国籍も年齢もさまざまな学生が英語の勉強のために留学してきます。そこで数え切れないほどの仲間をつくることができました。いまだにメールをしている現地の友達も何人かいます。▼また,オーストラリアでしか見ることのできない光景を多く目に焼き付けたことも忘れられない思い出です。会社,自然,民家が一体化している町並み,絵に描いたような美しい海から眺める絶景のオペラハウス,地球上最も美しい山脈といわれるブルーマウンテンの眺め,シドニーからキャンベラに行く途中の大草原,そのなかで元気に飛び跳ねる野生のカンガルーなどの日本では決してお目にかかれない光景は,思い出すだけでオーストラリアが恋しくなってしまいます。▼私は,大学近くのシンガポール人のお家にホームステイをしました。ファミリーの皆さんとは,一日の出来事,明日の予定,講義の内容,放課後のすごし方などを毎日のように話しました。これは英語を話すだけでなく,オーストラリアの文化,生活習慣を知ることに大きくつながり,非常に充実した毎日であったと思っています。▼オーストラリアで過ごした期間は,高々5週間なので,その国について多くの事柄を理解することはできませんでした。しかし,国際問題,習慣の違いなどをさまざまな国の人々と話したことは,自分の人生の中で計り知れない収穫であったと感じています。忘れてならないのが,この語学研修に参加して格段に英会話能力が上達したことです。日本に帰ってからの英語に対する勉強意欲は,以前とは別人になりました。
マッコーリー大学語学研修に参加した4人とNceltr職員のマーク(右上)。
オペラハウスをバックに左から松橋寿昭,田中美香,兼城由紀子,本人は右下。
 語学研修の今後の予定:オーストラリア・シドニー マッコーリー大学,2004年2月中旬から3月中旬(5週間)
説明会は,10月下旬に開催予定です。

留学生センター
共生時代の人材輩出を目指し活動
栄   隆 士
(留学生センター 教授)

 「留学生センター」の名称変更が,多くの国立大学でかなり差し迫った課題となっている。このことは,留学生センターが「脱皮」を目指していることを象徴的に物語っている。そして,新名称の有力候補として「国際教育交流センター」「国際コミュニケーション・センター」といった名前があげられていることは,どんな方向を目指しているのかを物語っている。
 底流は,グローバル化の大波に洗われる中で,地球共生を担う人材の育成を強く意識しなければ,大学の存在価値が問われる時代を迎えているということであろう。そして,そうした時代的要請を実現すべく,留学生センターはキャンパスにおいて強いイニシアティブを取れるような活動をすべきだ,という認識が深まっているということであろう。
 これまで,留学生センターは留学生の日本語教育,生活指導を役割の中心にすえてきた。しかし,今,活動の土俵を大きく広げなければ留学生センターの存在意義が問われかねない,と多くの関係者は切迫感をもっているようにみうけられる。当センターも,次々と新しい活動に取り組んでいる。留学生たちの十日町雪祭りや山古志村かまくら祭りへの参加。ニュースレター「GLOBAL NAGAOKA」(月間3千部)の発刊,原発見学会,企業見学,日本映画鑑賞会,華道や,日本伝統音楽の体験会,日本人学生も交えた夜桜パーティなどだ。これからは,日本人学生の海外送り出しや留学生との交流など,日本人学生の国際体験の促進も充実させていきたい。
5月中旬, 山古志村での交流で田植えに挑戦する留学生たち
 関係者のシンポジウムなどでは「センターにおける懸命の模索状況」といった演題が見られる。本学センターも例外ではない。上記のような活動のひとつひとつが異文化交流,異文化理解の機会となり,地球共生の人材が育つのにつながることを願い,模索している。本学センターは,昨年度当初の発足であり,留学生センター全体が「大きな曲がり角」に直面している時流のまっただ中で「時代の子」として産声をあげたことになる。最新参であるだけに,新しいことに挑戦しやすいという利点を生かしたい。学内外の率直なご指導をお願いしたい。