VOS,No.119

 ノーベル物理学賞受賞者 小柴昌俊東京大学名誉教授による
 21世紀COEプログラム特別講演会
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  長岡市との共催により,10月3日,長岡市立劇場を主会場に「長岡技術科学大学『21世紀COEプログラム』特別講演会」を開催した。
 小島学長,森市長の挨拶,朽津名誉教授の講師紹介の後,ノーベル物理学賞受賞者小柴昌俊東京大学名誉教授が「宇宙と素粒子」と題して講演を行った。講演ではニュートリノ研究を始めたきっかけや岐阜県神岡町のニュートリノ施設「カミオカンデ」,「スーパーカミオカンデ」がもたらした研究成果などをわかり易く解説された。聴講者は市民,企業人,大学・高校・中学生等1,300人を超え,会場はほぼ満席となった。また,サブ会場の市民センター会議室も約50人とほぼ満席となった。
 今回は,視聴覚に障害のある方のために,特別席を設け手話通訳と要約筆記を行った。
 2会場から高校生各1名が質問したが,小柴先生はご自身の趣味などを交えながら,予定の時間を超え,易しく丁寧にお答えになっていた。
[小柴先生略歴]
1926年 愛知県生まれ
1951年3月 東京大学理学部物理学科卒業
1955年6月 ロチェスター大学大学院修了
(Doctor of philosophy)
1970年 東京大学理学部教授
1983年7月 KAMIOKANDE発足
1987年3月 超新星SN1987Aからのニュートリノの観測を発表
現在 東京大学素粒子物理国際研究センター参与
[受賞暦]
1985年 ドイツ連邦共和国功労勲章大功労十字章
1987年 仁科記念賞
1988年 朝日賞
1988年 文化功労者
1989年 日本学士院賞
1997年 藤原賞
1997年 文化勲章
2000年 Wolf賞
2002年 ノーベル物理学賞
講演を行う小柴先生
挨拶する小島学長
講演会風景
小柴先生揮毫の色紙