VOS,No.120

 贈る言葉/卒業・修了にあたって [Back]


努力の持続を
宮 田 保 教(機械系長)
  卒業生,修了生の諸君,おめでとう。これからは,受動的な学生生活に別れをつげ,能動的な社会人として歩みだして欲しいものです。必然的に,自分で考え判断を下していく状況が多々生じます。
 本学機械系では,実践(Active),英知(Basic knowledge),創造(Creative)を目標とした教育で本年度JABEEの認定を受けました。大学のVitality,Originality,Services(VOS)の教育モットーのもと,皆さんはこれらの素養を身につけ社会に巣立っていくわけです。これからは,さらにGlobalな思考法を身につける必要性があり,一方では,変化する社会に対応していくために,自分で自分を鍛え,新しいことを自身に学習させていく必要があります。ヤンキースの松井選手の父親が彼に送った言葉として「努力していくことは(努力を続けられることは),才能である」がありますが,この言葉はこれからの皆さんにも当てはまることと思います。自分で,自分自身をトレーニングさせ続けられることが,成功へのキー・ワードとなります。
 植物も,芽から成長し,葉をつけ,つぼみとなり,花を咲かせます。今はつぼみでも,若く柔軟な頭をいつまでも保ち努力を続けると,きっと結果という花が咲くでしょう。自信をもってチャレンジ(挑戦)を続けていってください。



趣味と仕事
福 川 孝 司(機械システム工学課程)
サーキット走行会にて(筆者は中央)
 学生生活を振り返ってみてみると,ほとんど趣味を中心に過していました。多趣味ではありますが特に熱意をもっていたのがバイクです。暇さえあればバイクに乗って山や海へツーリングに出かけたり,時にはサーキットに行って思う存分走り回ったりしていました。走ることもバイクの醍醐味なのですが,私は整備することに楽しみを見出しています。整備するにあたってバイクの作りや機構を知る必要がありますが,これは今までに講義で学んだ知識が大いに役に立ちました。講義で学んだ知識を実践できるから整備が楽しいのかもしれません。この様に講義で学んだ知識をバイクへ活かすことができるおかげで学業に興味を持つことができ充実した学生生活を送ることができました。就職するにあたっても,バイクを製造している会社と心に決め,面接時には自分のバイクに対する熱意のみをアピールしました。その熱意が伝わったのかは定かではありませんが,内定を頂くことができました。「趣味を仕事にするなんて・・・」という意見もあるかもしれませんが,学生生活同様に自分が一番興味,関心及び,熱意をもてる分野でこそ自分の力を最大限に発揮できると思っています。これから就職活動を迎える方々へのアドバイスとしては,中途半端な気持ちで何社も受けるのではなく,自分の一番やりたい仕事ができる会社で自分が何をやりたいのかを強くアピールすることが重要だと思います。



学生生活を振り返って
五十嵐 宏 明(機械システム工学専攻)
研究室旅行・田子倉ダムにて(筆者は左)
 早いもので本校に入学して,もう4年になります。私は長岡高専から学部3年へ編入したのですが,それまで考えていた大学のイメージと異なっていることに驚きました。編入したての私たちに,週2,3回の試験もしくはレポートが課せられ,まるで受験生に戻ったような気分でした。その後,学部3年の2学期に研究室配属が決まります。私には講義より研究が性に合っているようで,大学に対するモチベーションが徐々に上がってきました。どうやら,そのような学生が多いようです。また,本校には学部研究,修士研究,そして実務訓練と1つのことを掘り下げて取り組める機会が大きく3つあります。私は何を特別やりたいのか定まっていませんでした。そのため,先の3つそれぞれ全く違う分野を選択しました。むしろ,それが良い経験になったと思います。
 さて,学生生活において,大学の研究や講義だけが勉強ではありません。スポーツ,旅行,そしてアルバイトなどの様々な経験こそが重要な勉強なのだと思います。実際,私もアルバイトに力を注いでいました。ぜひ,皆さんも興味を引かれることがあれば,忙しさや失敗を恐れず挑戦して学生時代を楽しみましょう。



卒業!
高 山 洋 行(創造設計工学専攻)
テニスの大会にて(筆者は一番左)
 いよいよ卒業が近づいてきました。もう雪ともお別れだなと思うと,少し寂しくなります。私の学生生活の中で,長岡技大での4年間はとても短かったように感じます。その中で印象に残っている事を振り返ってみようと思います。
 まず初めに思い出されるのは3年前期の単位の取得です。これは私にとって予想以上に大変なものでした。友達と一緒に問題を解き,時には投げ出しそうになりながら机に向かいました。夜が明けてしまうこともよくありました。また,屋根裏に住むネズミに眠りを妨げられることもありました。あの足音は思い出すとゾッとします。そんな中,救いだったのが友達とお酒を飲みながら語り合えたことです。今となっては,苦しかったのもいい思い出です。
 学部,修士を通して学生生活の間ずっと続けてきたのはテニス部です。M1の時には亜細亜大学への合宿遠征の機会を作っていただき,非常にレベルの高いテニスを肌で感じることができました。テニスをしていると研究などを忘れ,気分がリフレッシュし,再び研究に戻るとやる気が出ました。勉強をし,研究をして時間を見つけては気分転換をする。社会人になっても,この自分なりの快適な生活パターンを少ない時間の中で作り,楽しくやっていこうと思います。
 最後に,先生方,研究室,テニス部のみなさん,お世話になった皆様,ありがとうございました。