新着情報

環境・建設系 高橋由紀子准教授が日本分析化学会関東支部新世紀賞を受賞しました。

2013.02.15

 環境建設系 高橋由紀子准教授が、日本分析化学会関東支部新世紀賞を受賞しました。受賞の対象となった内容は「高感度ナノ薄膜試験紙の開発」です。新世紀賞は、分析化学の優れた研究実績を有する中堅研究者を讃えると同時に今後のさらなる活躍を期待して授与されます。授賞式は、1月10日に関東支部新世紀講演会(日立製作所秋葉原ダイビル・大会議室)において行われました。

【受賞内容の概要】

 新世紀賞は、分析化学の優れた研究実績を有する中堅研究者を讃えると同時に今後のさらなる活躍を期待して授与されるものです。

 受賞対象となった「高感度ナノ薄膜試験紙の開発」では、環境基準や排水基準等の規制値(ppb)レベルの砒素、水銀、カドミウム等の有害イオンを、現場で測定可能な高感度なイオン試験紙の作製を行っています。有機比色試薬のナノ粒子からなる薄膜によりシグナルが濃縮され、機器分析並みの高感度を達成しました。本試験紙により、規制値を超えているか否か、誰でも・迅速に・その場で判定可能となり、多量サンプルのスクリーニングや事業所の排水管理、飲料水のモニタリング等が一般化、日常化します。さらにナノ薄膜による高感度化のコンセプトは、他のターゲットにも適用可能であり、その将来性が評価されました。