新着情報

多賀谷基博助教が高分子研究奨励賞を受賞しました。

2014.06.25

 物質・材料系 多賀谷基博 助教が、平成25年度 高分子研究奨励賞を受賞しました。受賞対象となった研究題目は、「細胞機能を効果的に促進する高機能高分子材料の創出」です。

 高分子研究奨励賞は、高分子若手研究者の活発な研究を奨励するとともに、将来、高分子科学の発展のために貢献する人材を育成することを目的としており、申請時に年齢満35歳未満かつ在籍2年以上の正会員で、学会での顕著な活動をしている者を対象としています。

 

【受賞内容の概要】

 受賞対象の研究では、高分子や有機/無機複合体の表面ナノ構造制御によって、細胞を高機能化させる技術を見出しました。体内の細胞が材料表面のナノ構造を認識して接合・機能化することに着目して、天然高分子を用いた柔軟で強靭なハイドロゲルを作製し、表面ナノ構造が線維芽細胞の接着・増殖特性を活性化させる現象を解明し、人体の皮膚に類似な細胞形状の創出に成功しました。さらに、生体に類似な有機分子集合体へアパタイトを複合化して高次構造形成させる研究も行っており、細胞機能を活性化させる材料設計指針を確立しました。以上の成果は、再生医療材料工学分野を開拓する独創的研究であり、高分子研究奨励賞に値するものと認められました。

  
賞状

表彰風景:明石満会長(左)と多賀谷助教(右)

賞状

高分子研究奨励賞の賞状