新着情報

国連公式サイトにSDG 9ハブ大学である本学の特集記事が掲載されました。

2019.01.07

 本学は国連が定める「持続可能な開発目標(SDGs)」に関連する革新的な取組みの模範となる大学として、国連アカデミック・インパクト(UNAI)におけるSDGsのゴール9(産業と技術革新の基盤を作ろう)の世界ハブ大学に任命されました。ハブ大学はSDGsの17ゴールそれぞれに世界で1校のみが選ばれるもので、本学は日本を含む東アジアから唯一の選出となります。

 このたび、本学がハブ大学として国連アカデミック・インパクト(UNAI)の公式ホームページにて特集されています。本学は全世界の大学を代表するハブ大学に選出された名誉と責任に基づき、産業と技術革新の基盤形成をはじめ、持続可能な世界を実現するための取組を牽引してまいります。

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 本学特集記事「#SDGsinAcademia:ゴール9のSDGハブ大学」(国連公式ウェブサイト)
(https://academicimpact.un.org/content/sdgsinacademia-sdg-hub-goal-9) (英語)

(以下、上記特集記事の日本語参考訳)
#SDGsinAcademia:ゴール9のSDGハブ大学

 国連が実施している持続可能な開発目標(SDGs)に関するキャンペーンの一環として、国連のアカデミック・インパクト(UNAI)シリーズ #SDGSinAcademiaは、持続可能な開発のための2030アジェンダにおける各目標の新しいSDGハブ大学を紹介しています。

 2018年12月24日 - 今週の #SDGsinAcademiaシリーズでは、ゴール9「産業と技術革新の基盤をつくろう」のSDGハブ大学として選ばれた、国連アカデミックインパクト(UNAI)の加盟機関である長岡技術科学大学(日本)を特集します。

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ハブ大学について:
長岡技術科学大学(NUT)は、1976年に「技術科学(技学=GIGAKU)」の教育理念に基づき、産学連携の基盤の上に設立されました。同大学の卒業生は、世界中のインフラ整備、イノベーション、そして持続可能な産業化に大きく貢献してきました。

 同大学は、国際連携教育を積極的に推進しており、国内外で100を超える大学や研究機関と学術交流協定を締結し、7か国※に海外事務所を開設しています。また、同大学は約30か国からの学生に教育の機会を提供しています。このような教育環境は、国際的な共同研究を通じ、地球市民性を育んでいます。 ※本学注:2018年12月現在では8か国に拡大済

このハブ大学は、ゴール9についてどのような取組を行っているか:
 長岡技術科学大学は、エネルギー効率の向上などの環境問題の解決に向けて、産業界との共同研究を通じて技術の進歩に貢献しています。例えば、同大学での研究成果によって開発されたインバータ技術の改良は、省エネルギー型エアコンに実装されています。

 このことはまた、製造と販売においても、重要かつ多くの雇用を世界中にもたらしました。同様に、同大学が開発した水処理技術は、インフラ企業からの安全な水道システムへの投資を集めています。同大学は、SDGsの達成は、工学教育の基本要件であると確信しており、同大学の教員の3分の2がSDGsのゴール9の達成を指向した研究を行っています。近年においては、地元の中小企業が、環境配慮をターゲットとして同大学で開発された技術ソリューションの提供を受け、自社の成長につなげています。さらに、これらの企業は同大学の海外拠点を活用することで海外への事業展開が可能となり、廃タイヤの処理など現地の環境課題に対応しています。

 長岡技術科学大学は、大学間連携によるSDG指向技術者育成プログラム「技学SDGインスティテュート(GIGAKU SDG Institute)」を立ち上げるとともに、このプログラムの開発と発展のため、ユネスコチェアプログラムとして「UNESCO Chair on Engineering Education for Sustainable Development」を設立しました。同大学は、「技学SDGインスティテュート」を複数国にまたがる複数の高等教育機関等から構成される「ユニツイン(UNITWIN)」という世界的な大学-産業界間ネットワークへと発展させることを目指しています。

 関連した取組として、同大学は「科学技術イノベーションに関する国際会議」(STI-Gigaku:International Conference of “Science of Technology Innovation”)を継続して開催しています。また、同大学は、工学分野において10を超える修士プログラムを実施しているほか、工学、材料科学、技術の様々な研究分野に参加する機会を留学生に提供する「Nagaoka Summer School for Young Engineers(NASSYE)」を設立しました。
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 持続可能な開発目標報告書2018は、持続可能な開発のための2030アジェンダの3年目の進捗状況をレビューしています。この報告書は、最新の入手可能なデータに基づき、17の持続可能な開発目標(SDGs)全てについての進捗と残されたギャップの概要を提示し、目標とターゲットを横断した相関のいくつかを検証したものです。

 これは、ゴール9に関するレポートに記載されている概要です。

・製造業は着実に発展しています。包摂的で持続可能な工業化を達成するためには、競争力のある経済力を解放する必要があります。
・雇用と所得を創出し、国際貿易を促進し、資源の効率的な利用を可能にします。
・アジアの製造業の急成長に牽引されて、世界のGDPに占める製造業付加価値のシェアは、2005年の15.2%から2017年には16.3%に増加しました。
・世界全体では、二酸化炭素濃度は2000年から2015年までに19%減少しました。これは、付加価値1ドル当たり0.38キログラムから0.31キログラムに相当します。
・2015年には、中・高度技術部門が世界全体の製造業付加価値の44.7%を占めました。付加価値は、2005年の21.5%から増加し、発展途上国では34.6%に達しました。
・2016年までに、第3世代(3G)モバイルブロードバンドネットワークがカバーする人口の割合は、後発発展途上国で61%、世界で84%になりました。

 以下のリソースは、SDGsに関する一般的な情報を提供します。

・これは、ジュネーブの国連図書館が作成した「目標」の一つ一つに関するリソースを掲載した総合的な研究ガイドです。その中には、書籍や記事(その一部は無償でオンライン利用が可能です)、決議や報告書などの国連文書、追加のリソースなどが含まれています。
・SDG基金は、1,000を超えるオンライン出版物を特集したこのオンラインライブラリを創設しました。出版物は、容易な検索を可能とするために、それらが表す目標、地理的地域、および著者によって分類されています。各出版物には、キーワード検索に役立つ短い要約も添付されています。
・このツール・セレクションは、UNDP(国連開発計画)、UN-HABITAT(国連人間居住計画)及び地方自治体のグローバルタスクフォースの支援を受けた新しい取組であり、SDGsに関する文脈的・実践的な情報を提供するコンセプトノート、論文、事例研究、ベスト・プラクティスの取りまとめ及びガイドを提供しています。
・「持続可能な開発目標入門」という題の本ガイドは、関係者がSDGsを実施するための最初の基盤として役立つように「持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)」によって策定されたものです。
・また、SDSNは実践的なアドバイスと実践例を提供することにより、オーストラリア、ニュージーランド及び太平洋地域の大学、高等教育機関、学術部門がSDGsへの貢献を促進し、さらなる行動を促すことを目的として「大学におけるSDGs入門」と題するこのガイドを開発しました。

 SDGハブについて詳しくは、UNAIのウェブサイトを参照してください。

 あなた方の教育機関はUNAIのメンバーで、ゴール9に関する活動や取組を行っていますか?あなた方の大学とSDGハブ大学をつなぎますので、私たちacademicimpact@un.orgに連絡を取ってあなた方の取組を教えてください! 一緒に取り組むことで2030アジェンダを実現できます!