学生が書いた 研究室ガイドブック 2024長岡技術科学大学

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超音波・非破壊センシング研究室

教授/井原 郁夫  技術職員/高橋 智

教授井原 郁夫

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
J-GLOBAL

技術職員高橋 智

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
  • 先進NDTで世界に貢献!!
  • 創造力よりも想像力を!!
  • モノの評価は人間評価よりも簡単!?

井原 郁夫 先生
井原先生は大学教員以前の企業や海外での研究などの経験から、論理的に物事を考えるプロセスや目的をいつも的確に指摘してくれます。また、興味深い話をたくさん持っているので、先生からは研究を問わず多くの事を学ぶことが出来ます。

研究内容

材料内部の様子や性質を非破壊的に測りたい!という場面は産業・学術の分野で非常に多いものの、それに答えられる技術は未だ発展途上です。当研究室ではこのニーズに応えるべく、超音波を用いた定量的な非破壊計測に関する研究を行っています。
超音波は材料や製品を破壊せずに評価できる方法として非常に効果的です。私たちはレーザ・空気超音波を用いた非接触計測システムの構築、超音波法による新たな内部温度計測システムの開発、波動伝播シミュレーションを駆使した超音波センサの高度化などに取り組んでいます。

超音波を用いた内部温度計測システム

研究室について

コアタイムは9~17時ですが、時間の使い方は学生の自由です。自身の研究の傍ら、企業との共同研究を任されることがあります。共同研究を通じて、製品開発の進め方や、研究の立ち位置を知ることができます。研究室には各自の机とPCが与えられ、その他コーヒーマシンや冷蔵庫も完備されているので快適な研究環境が整っています。
ゼミは、超音波計測に関する英語ゼミと各自の研究進捗報告を行っています(合計週2回)。指導教員や他のメンバーと討論し、知識を高めると共に、方向性を確認しながら研究を進めています。

研究室の風景

修論・卒論テーマ

  • (修)新規な高温用横波プローブを用いた超音波サーモメトリの開発
  • (修)シュルツ波を用いた液面レベルセンサの最適形状の検討
  • (修)櫛状凹凸を有する導波体を用いた表面波液面レベルセンサの開発
  • (卒)板波超音波を用いた液面レベル計測の基礎的検討

博士後期課程
修了者数

6

こんな研究機関、企業に就職しました

  • ユニオンツール(株)
  • 住友電気工業(株)
  • オリエンタルモーター(株)
  • 日産自動車(株)
  • ファナック(株)
  • 能美防災(株)
  • テルモ(株)
  • 信越化学工業(株)
  • いすゞ自動車(株)
  • 宇部興産(株)
  • 日立金属(株)
  • シンフォニア テクノロジー(株)
  • 川崎重工業(株)
  • 三菱ケミカル(株)
  • 日立ハイテクソリューションズ(株)
  • 三菱電気(株)
  • 日鉄住金テックスエンジ(株)
  • (株)フジクラ
機械創造工学専攻 瀧 雅伸(茨城高専 出身)