学生が書いた 研究室ガイドブック 2018

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有機反応設計研究室

教授/前川 博史  技術専門職員/河原 夏江

教授前川 博史

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
J-GLOBAL

技術専門職員河原 夏江

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
  • 有機合成は物質のパズル!
  • 反応設計は夢と知力の協同作業!
  • 腕と頭で化学しよう!

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うちの先生

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前川 博史 先生
前川先生は、研究に関して厳しい面もありますが、とても明るい雰囲気で話しやすい先生です。先生と話していると、気がついたら違う話題で盛り上がっていたこともあります。また、研究室の皆でカラオケに行くと、大賑わいになります。

研究内容

既存の合成法を駆使すれば大抵の物質を合成できますが、現代は有害物質や過剰な試薬を用いず、廃液や廃ガスの少ない合成反応が求められています。本研究室では高い還元力を有し、毒性が低い金属マグネシウムを還元剤として、高い選択性、簡便性や環境保全性を特徴とする新有機合成反応の設計開発を行っています。この反応では、求電子性炭素を求核性に変えられるので、教科書で目にしない組み合わせの反応を行うことができ、機能性物質、材料およびその中間体合成の反応ステップ数を大幅に削減して合成化学に大きく貢献しています。

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金属Mgを用いた還元反応。窒素を充填してから反応させ、最適な反応条件を探します

研究室の一日

研究室の朝は、早い人で9時頃から始まります。事前に実験計画を立て、すぐに実験を始める人が多いです。実験の進捗状況は先生に報告して、問題があれば実験の方針などを修正します。実験以外では、最新の論文について先生を交え学生全員で議論する雑誌会と、自分が興味を持った有機合成に関するトピックを調べて発表する勉強会を毎週行っています。学生同士の仲が良く、研究室内はいつも賑わっています。研究計画は個人の自主性に委ねられている面が大きいので、実験の進め方や時間の有効活用法も学べる環境だと思います。

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二重収束型質量分析計。元素構成を含む精密な質量分析を行える装置

修論・卒論テーマ

  • (卒)脱離基を持つ桂皮酸類を原料として位置選択的に炭素ーケイ素、炭素ー炭素結合形成を行う研究
  • (修)マグネシウム還元法により脱離基を持つ安息香酸類の脱離基を除去する反応に関する研究
  • (修)マグネシウム還元法による脱離基を有するスチルベン類へのケイ素導入反応に関する研究
  • (修)脱離基を有する脂肪族共役エステルのマグネシウム還元ケイ素導入反応に関する研究
  • (修)脱離基を持つ芳香族共役エステルと脂肪族共役エステルを還元カップリングさせる研究

博士後期課程修了者数 10名

こんな研究機関、企業に就職しました

  • アイビー化粧品
  • 大内新興化学工業
  • 大阪ガスケミカル
  • オーシカ
  • 共栄社化学
  • 共立製薬
  • 東レ
  • 富山薬品工業
  • 新田ゼラチン
  • 平河ヒューテック
  • 朋和産業
  • 北越紀州製紙
  • 保土谷化学工業
物質材料工学専攻 M1 田原 正太(新潟大学・長岡高専出身)