学生が書いた 研究室ガイドブック 2024長岡技術科学大学

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スポーツ工学・生理生体情報研究室

教授/塩野谷 明  助教/永森 正仁  助教/内山 尚志(生物機能工学専攻所属)

教授塩野谷 明

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
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助教永森 正仁

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助教内山 尚志(生物機能工学専攻所属)

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  • 「スポーツ」を科学的に解明し、技術的に再現する。
  • 福祉工学の目的とは「しあわせのわざ」。
  • 「スポーツ」で好学して、工学を、向学しよう。

塩野谷 明 先生
塩野谷先生は北海道札幌市出身で、現在競技用車いす関連の研究をメインに行っております。趣味はスポーツで、その中でも特にスキーとテニスが大好きです。優しくてユーモアのあるとても素晴らしい先生です。

研究内容

快適で優れたスポーツ用具の開発やスポーツ障害の問題には、ヒトの身体機能や動作の研究が不可欠となります。当研究室ではパラスポーツにおけるアスリート用車いすの開発や、人間の特性を力学的、生理学的に解明する研究を行っています。具体的にはスポーツ中の筋肉活動量の測定とスポーツ用具の機械力学的測定を併用し、人間とスポーツ用具の関係を評価しています。また、アスリートスポーツのみならず、日常のQOLを向上させる健康スポーツにおける工学的支援を行っています。

実験風景

研究室について

学生は自分の関心に応じて研究対象を選択することができ、教員の支援のもと自主的に研究を行っています。週に一度、研究テーマの進展について討論するゼミが行われています。研究室では生体情報の計測に用いられる筋電計測システム、床反発計測器、モーションキャプチャ、ウェアラブル心拍計等、多くの実験装置を所有しています。さらに、研究室が体育館の2階に位置していることから、実験を行いやすい環境が整えられており、メンバー全員で協力して実験を行っています。

学会の様子

修論・卒論テーマ

  • (卒)高齢者使用時の筋肉負荷を考慮した車いす用輪投げ用具の開発
  • (修)車いす駆動動作時における酸素摂取量推定モデルの構築
  • (修)ディープラーニングを用いた車いす操作時の筋電位推定手法の開発
  • (修)フィードバックプロセスがジャンプトレーニングに及ぼす影響
  • (修)定量負荷試験によるAnaerobic Threshold (AT)の確認と至適運動負荷強度の推定

博士後期課程
修了者数

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こんな研究機関、企業に就職しました

  • 北陸電力(株)
  • ネクスコ東日本エンジニアリング(株)
  • Lenovo(株)
  • 富士通ビー・エス・シー(株)
  • LITALICO(株)
  • メビウス(株)
  • ヨネックス(株)
工学専攻 情報・経営システム工学分野 篠田 奈央(長岡高専 出身)