永澤 茂 教授が日本機械学会機械材料・材料加工部門一般表彰(新技術開発部門)を受賞しました。
更新日:2018年10月12日
機械創造工学専攻 永澤 茂教授が、日本機械学会機械材料・材料加工部門一般表彰(新技術開発部門)を受賞しました。受賞の対象となった論文は「PETフィルムの切断面形状に及ぼす切断方向の影響」(金子智,永澤茂共著)です。部門一般表彰(新技術開発部門)は、2017年日本機械学会年次大会で発表され、その講演論文集に公開された機械材料・材料加工部門の論文の中で特に技術開発に秀でたものに贈られます。授賞式は、9月10日に2018年日本機械学会年次大会(大阪府吹田市 関西大学)において行われました。
受賞内容の概要
この研究内容は、2017年9月に埼玉大学で開催された日本機械学会年次大会において、予稿集No.17-1,講演論文J0410104(1-5頁)として口頭発表したものになります。本研究では、機械的物性に異方性を有するポリエチレンテレフタラート(PET)フィルムのくさび押抜き加工において、切断方向が切断変形特性に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし、PETフィルムの押抜き過程における応答線荷重測定と切断面形状観察を行うとともに、切断方向や摩擦状態による内部応力状態の違いを有限要素解析により比較しました。これより、切断方向によって異なる頻度で発生する変形状態は、引張特性及び摩擦状態によって特徴付けられることを明らかにしました。本研究成果は、面内方向に異方性を有する被加工材のくさび押し抜き加工において、切断方位により異なる切断不良を生じる場合には、押し抜き方向を考慮して刃先角度やゴム押さえなどの加工条件の適切な設定に寄与するものと期待されます。
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