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高橋勉教授が日本レオロジー学会 学会賞を受賞しました。

更新日:2022年5月19日

機械系 高橋 勉教授が、日本レオロジー学会 学会賞を受賞しました。
本賞は、レオロジーおよび関連分野において独創的かつ極めて優れた研究業績をあげた人物に授与されるものです。
表彰式は5月12日に開催された「日本レオロジー学会2022年通常総会および第49年会(オンライン)」において行われました。

【受賞内容の概要】
化粧品、食品、塗料など様々な機能を有する流体の流れ方の特徴を明らかにする技術を「レオメトリー」と呼びます。高橋教授は屈折率の変化から分子・粒子の配向状態を観察するレオ・オプティック計測をはじめとする独創的な測定技術を開発し、実用化に結びつけました。さらに、これらを応用して流動によって液体の中の微小な構造が変化し流れ方が変わる物質や現象について研究を行いました。その成果は電池や液晶ディスプレイなどの製造に係わる技術の向上や化粧品の使用感の改善に貢献しています。