NUT統合報告書2021_DB
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23 長岡技術科学大学では、学部4年次に10月から約5か月間(海外は9月から約6か月間)、学生を企業等に派遣し、現場での実務を経験する長期のインターンシップとして『実務訓練』という科目を実施しています。この科目は修士課程進学予定の学部4年生の必修科目であるため、学生たちは実務訓練での経験を通して実務に習熟し、実務における問題意識と大学院での研究を関連付け、大学院進学後に技術の開発を実践できるようなプログラムとなっています。実際に実務訓練を経験した学生へのアンケートでは、毎年8割以上が自分と実社会の価値観の違いを認識し、その後の価値観の形成に役立ったと回答しています。経済面からの学生サポート 経済的な理由により修学の継続を断念することのないよう、一定の家計基準及び学力基準を満たす者に対し入学料・授業料を免除する制度や、学業成績・人物優秀であると認められる者に対するVOS特待生制度など、学生が安心して修学に専念できる環境を整備しています。在学中に産業界の現場を体験できる実務訓練(長期インターンシップ)精神面からの学生サポート 学生の身体的な健康相談及び精神的な種々の悩みについての相談を受けるため、体育・保健センター内に『カウンセリングルーム』を設置しています。 また、学生の総合的な相談窓口として『学生総合支援センター』を設置し、各種相談や行政機関や医療機関との連携を行い、学生の悩みを解消する取組を行っています。また、同センターには「障がい学生相談窓口」を設置し、合理的配慮が必要な学生の相談にも対応しています。実績

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