NUT統合報告書2021_DB
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名353※令和3年5月1日現在営経37 社会のニーズに柔軟に対応した教育・研究体制の整備や充実を図るため、優れた人材の確保に力を入れるとともに、多様な財源確保による法人の財政基盤とマネジメントの強化を図り、経営基盤の強化に取り組んできました。 人事の面では、新年俸制、テニュア・トラック制、クロスアポイントメント制度を活用することで、若手・女性・外国人等の多様性に富んだ優秀な人材を採用し、地域・社会の要請に応え得る教育・研究体制を整備してきました。また、高専との教員交流制度を通じて、教育・研究上の多様な交流や連携強化を推進しています。 財務の面では、学長から全教職員に向けて大学の財務状況を説明し現状を共有することで、教職員のコスト意識を高めるとともに、ヒアリングを実施して真に必要な取組へ予算配分を行う等、より戦略的に学内資源を配分できるように体制を整備しました。 また、資金運用を通じた社会貢献活動の一環として、(独)国際協力機構が発行する社会貢献債(JICA債)への投資を行いました。JICA債で調達された資金は、有償資金協力事業を通じてSDGs達成へ貢献しており、国連からアカデミック・インパクトSDG9の世界ハブ大学に任命されている長岡技術科学大学のSDGs活動と親和性が高いものとなっています。運営費交付金収入※令和3年5月1日現在※令和2年度実績▲ 多様性に富んだ人材の採用¥男女共同参画推進室設置男女共同参画推進室設置億円財務資本人的資本教職員数社会関係資本大学経営組織の自己改革これまでの取組36.5※令和2年度実績

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