本研究室では、材料物性評価や材料が引き起こす現象などを、計算機技術を用いたシミュレーションにより解析しています。計算機上だからこそできる系の実現や仮定をもとに、原子・分子の特性や振る舞いを解析・予測することを目標としています。手法としては、電子状態から分子の特性を解析する分子軌道法及び密度汎関数理論、系の時間による動的発展を解析する分子動力学法などを用いて計算しています。また、昨今話題に挙がることの多い機械学習を用いて、現実の事象・課題を解決するアプローチも行っています。

分子力学計算による天然ゴム分子の安定構造の計算