学生が書いた 研究室ガイドブック 2024長岡技術科学大学

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環境共生材料機能工学研究室

教授/小林 高臣  助教/Siriporn Taokaew

教授小林 高臣

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
J-GLOBAL

助教Siriporn Taokaew

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  • Green technology & Process開発で!
  • バイオマスの有効利用と環境浄化技術でSDGsに貢献!
  • International Laboratory!

小林 高臣 先生
小林先生は国内だけでなく海外企業にもパイプをもつ先生で、世界中を飛び回っています。大学では研究室に足を運び、研究指導を熱心に行ってくれます。学生一人一人と向き合い、その人に合った研究や進路を真摯に考えてくれる先生です。

研究内容

小林研は「Biomass to Sustainability (バイオマスと持続可能性を工学分野へ)」をテーマに、有機・無機材料を利用した医療、環境浄化、電子分野への機能性材料開発とその応用を行っています。具体的には、重金属吸着能力を有する分離膜や繊維などの環境浄化材料、廃棄物を再生したバイオ・医療材料、音・光による外部刺激を用いてバイオマス材料の機能発現解明と制御を目指すソノプロセス工学に焦点を当てています。学生の興味に沿って多岐にわたるテーマの研究を行っています。

NH4+をゼオライト担持ポリマー繊維により吸着除去することで環境負荷低減を実現

研究室について

小林研はコアタイムのない自由な研究室です。朝に実験を行う学生や、昼に来て夜に実験を行う学生など研究スタイルは人それぞれ。研究室メンバーの約7割が留学生と、国際色豊かなのが特徴であり、研究の合間には多国籍料理会という各国の留学生と日本人が母国の料理を振る舞うといったイベントなどが開かれます。
研究テーマが多岐にわたっているため、自身のテーマだけでなく異なる分野のテーマについても話し合うことで個人のスキルアップに繋がります。自由で楽しい研究生活を送りたい方におすすめの研究室です。

研究室メンバーの集合写真

修論・卒論テーマ

  • (修)ポリマーゼオライト複合繊維バイオリアクターのニジマスの閉鎖型陸上養殖への応用
  • (修)オキナワモズク由来フコイダンの抽出・精製とその皮膚細胞親和性
  • (修)イミダゾール基を有する水溶性カリックス[n]レゾルシンアレーンの合成とその吸収スペクトル特性
  • (修)希土類に選択性を持つセリア系複合吸着材の開発
  • (博)バイオマスヒドロゲル薬剤での薬剤放出応用における超音波刺激挙動(Ultrasound-stimulated behaviors on biomass hydrogel medicines for drug release application)

博士後期課程
修了者数

26

こんな研究機関、企業に就職しました

  • 日東電工(株)
  • 王子製紙(株)
  • 信越化学工業(株)
  • 日本ゼオン(株)
  • YKK(株)
  • ユニ・チャーム(株)
  • 富士電機(株)
  • ダイキン工業(株)
  • 東洋製罐(株)
  • 凸版印刷(株)
  • アサヌマコーポレーション(株)
  • 山崎製パン(株)
  • 高砂熱学工業(株)
  • ダウ・ケミカル日本(株)
  • 日本ペイント(株)
  • (株)カイジョー
  • テルモ(株)
  • 東レバッテリーセパレータフィルム(株)
工学専攻 物質生物工学分野 南 秀弥(私立開明高等学校 出身)