学生が書いた 研究室ガイドブック 2026長岡技術科学大学

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交通工学研究室

教授/高橋 修
  • 持続可能な道路へ、革新的なアスファルトを - 資源循環型社会の実現
  • 未来の道路を、足元から支える - 高機能・高耐久な舗装材料で安全・快適な社会へ
  • アスファルトの可能性を、無限に広げる - 再生技術で循環型社会を創造

高橋 修 先生
高橋先生は、エネルギッシュで頼りがいのある先生です。毎日、授業や会議、打合わせで大忙し。ですが、研究活動では親身に相談を受けてくださり、多角的な視点から的確なアドバイスが頂けます。また、学校行事も全力で楽しむ先生です。

研究内容

私たちが行っている研究には、大きく分けて二つの取り組みがあります。その一つは、アスファルト舗装用材料の新規開発で、現在使用されている石や砂、アスファルトの配合や素材を改良し、より高機能・高性能な材料を提案することです。もう一つは、現材料の再生利用です。現在、多くの再生材料が利用されていますが、評価基準や運用基準が決まっていないものがあります。そのため、新しい評価法や基準類の提案に取り組んでいます。これらの観点から、私たちの生活において必要な道路舗装について研究を行っています。

アスファルトコンクリート供試体のホイールトラッキング試験

研究室について

交通工学研究室では、週1回のゼミナール活動に向けて実験データの整理や資料作成、文献調査などを行っています.自分自身が取り組んでいる研究テーマの課題、進捗状況について、研究室メンバーに伝わりやすいプレゼンテーションができるように、日々工夫をしています。また、実験室では供試体の作製や性能評価試験等を行っています。学生全員が危機意識を持ち、安全管理に留意しながら、協力して作業に取り組んでいます。例年行われるイベントでは、学生が企画する研究室旅行や歓送迎会、芋煮会などがあります。

芋煮会(2024年度)の様子

修論・卒論テーマ

  • (修)橋面舗装の切削残存層を再利用する乳剤浸透工法の効果と最適仕様に関する研究
  • (卒)鋼材と樹脂モルタルとの接着強度とその管理方法に関する研究

博士後期課程
修了者数

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こんな研究機関、企業に就職しました

  • (株)ガイアート
  • (株)建設技研インターナショナル
  • (株)NIPPO
  • 東日本高速道路(株)
  • 燕市
  • (株)福田組
  • (株)安藤・間
  • (株)大本組
  • (株)ネクスコ東日本エンジニアリング
  • 東亜道路工業(株)
  • 東日本旅客鉄道(株)
  • JR東日本コンサルタンツ(株)
  • 新潟県
  • 清水建設(株)
  • 北陸ガス(株)
  • 北海道旅客鉄道(株)
  • 北海道電力(株)
  • エヌ・ティ・ティ・インフラネット(株)
工学専攻 環境社会基盤工学分野 佐藤 真(新潟県立三条東高等学校 出身)