活動報告

卓越大学院プログラムGD5年田中太一さん(南部研)が、「視覚と聴覚に頼らない触覚振動フィードバックによる筋電制御義手の操作性の向上」というテーマで海外発展リサーチインターンシップを実施しました

卓越大学院プログラムGD5年田中太一さん(南部研、宇部高専出身)が、イギリスのインペリアルカレッジロンドンのEtienne Burdet 教授の下、2024年4月5日から2024年6月14日の約2か月間の海外発展リサーチインターンシップを行いました。このインターンシップでは、高性能ながらユーザにとって扱いにくいと評価されている筋電制御義手の操作性を改善する研究に取り組みました。具体的には、義手の動作速度を振動としてユーザにフィードバックすることで、操作性を向上させる方法を研究しました。この経験を通して、対照群と有意差が出るようにタスクを設定する難しさを学びました。実操作を想定した丁度良い難易度のタスクを設定することの重要性と難しさを深く理解することができ、非常に貴重な学びとなりました。

作成した実験システム