活動報告

卓越大学院プログラムGD4年山口直也さん(南口研)が、Ti2AlCセラミックスの表面処理と有機物との高温密着性というテーマで海外反復リサーチインターンシップを行ってきました

 卓越大学院プログラムGD4年山口直也さん(南口研)が、長野県長野市にある長野工業高等専門学校において、2021年12月1日から約1か月半のリサーチインターンシップを行ってきました。実習テーマは「Ti2AlCセラミックスの表面処理と有機物との高温密着性」というもので、柳澤憲史准教授らの研究グループと共にTi2AlCの表面テクスチャを変化させるための表面処理や加工、Ti2AlCの濡れ性や高温密着性を測定する試験を実施しました。
 また、インターン中に研究機器相互利用ネットワーク導入実証プログラム(SHARE)にて構築した「技学イノベーション機器共用ネットワーク」を利用して、遠隔で長岡技大の観察機器を操作してTi2AlCの表面観察を行いました。これは、最先端材料であるTi2AlC MAX相セラミックスの社会実装を目的としたプロジェクトであり、ルートテクノロジーを体現したものとなりました。

Institute of Glass and Ceramicsのスタッフとの打ち合わせ

山口さんと担当教員

遠隔操作で長岡技大の観察機器を操作している様子