活動報告

最適な構造を数値的に求めるために用いられるトポロジー最適化の数値実験

 スペインのPolytechnic University of Catalonia(UPC)の建築学科において、Prof.Joan Baigesの研究室で1月5日から3月9日まで海外リサーチインターンシップを行ってきました。研究テーマは「トポロジカルデリバティブに基づくトポロジー最適化の取得および数値実験」です。トポロジー最適化とは、ある条件下である程度の性能を維持するための最適な構造を数値的に求める手法の1つであり、他の最適化手法と比べ最も自由度が高く、数値的に最適な構造をもとめることのできる手法です。近年、電子機器や建築物、機械部品など様々な分野に使用されている技術です。建築学科という異分野にて様々な国の博士学生と研究ができ、学術領域開拓力および社会実装実践力のための様々な知識と経験が得られました。

技術科学イノベーション専攻 1年 岸田 真幸