三上教授が情報処理学会情報規格調査会標準化功績賞を受賞しました。
更新日:2016年6月3日
本学の三上喜貴理事・副学長が、情報処理学会情報規格調査会より標準化功績賞を受賞しました。受賞の対象となった業績は「長年にわたる文字コード専門委員会やISO2375登録委員会における国際標準化活動への貢献及びJTC1/SC2国際議長としての2期6年にわたる委員会運営への貢献」です。標準化功績賞は、情報技術分野における標準化活動に対して顕著な功績のあったものに贈られます。授賞式は、5月23日に情報処理学会情報規格調査会総会(機械振興会館)において行われました。
受賞内容の概要
インターネット上で行われる情報交換等を支える基本的基盤である文字コードについては、国際的な情報交換を確保するため、ISOとIECの合同委員会JTC1の下に置かれたSC2という国際標準化組織で標準化が行われています。それは、世界中で使用されている300種類を超える文字群を収録した万国符号化文字集合(UCS)という国際規格です。この国際規格には、漢字、ラテンアルファベット、アラビア文字といったメジャーな文字だけでなく、世界中の少数民族の文字、ヒエログリフや楔形文字などの歴史上の文字も含まれており、その総数は12万字を超えています。三上教授は文字符号の専門家という立場でこの国際標準化組織の国際議長を務めていますが、今回は、その長年にわたる功績を評価され、標準化功績賞を受賞しました。
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平成28年6月
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