平成30年10月5日（金曜）、6日（土曜）の2日間にわたり「国際会議 3rd STI-Gigaku 2018」を開催しました。（後援：長岡市・NaDeC BASE）

　本国際会議は2030年開発アジェンダ「持続可能な開発目標（SDGs）」（17の目標と169のターゲット）をもとに、エネルギー、気候変動、貧困や飢餓など、持続可能な開発のための諸目標を議論しこれを解決する方法について議論するものです。日本全国から210名を超える大学生・高専生が参加し活発な意見交換が行われました。

　第3回の今回は、「UNESCO Chair on Engineering Education for Sustainable Development」に承認された本学の新教育プログラム「技学SDGインスティテュート」の開始を記念する特別なものとなりました。
　まず、ユネスコのロバニ・シガモニー氏、文部科学省 文部科学戦略官（日本ユネスコ国内委員会副事務総長）の池原充洋氏に対し、学生自らが本学開発の「SDGs教育ゲーム」（SDGsカードゲーム、SDGsカロム等）の実演、正20面体ランプの説明を行いました。
　続いて、全国の高専生及び本学学生によるポスター発表が行われ、研究室見学会、ネットワーキングディナー、表彰式が行われました。ポスター発表は123件の発表があり、厳正な審査の結果22名が「BEST POSTER AWARD」に選ばれました。

　2日目6日（土曜）は、「NaDeC BASE」において、全国の高専生及び本学学生が参加し、「産業振興のための起業」をテーマにアイデアを出し合うワークショップ「アイデアソン」が開催されました。
　発酵、エネルギー等の長岡の産業をテーマに製品・サービス・物流等について、21名が5チームに分かれてアイデアを競いました。厳正な審査の結果、最優秀チームが「BEST IDEA DESIGN AWARD」に選ばれました。

*NIT = National Institute of Technology

ポスター発表

全体集合写真

SDGs教育ゲームの実演

SDGs教育ゲームの実演

正20面体ランプ

ユネスコのロバニ・シガモニー氏（中央）と本学学生等

ワークショップ「アイデアソン」

ワークショップ集合写真
（前列）受賞者チームメンバー等