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SDGs講演会を開催しました。

更新日:2018年12月4日

 11月29日(木曜)にSDGs(持続可能な開発目標)に対する理解を深めるとともに、SDGs達成に向けた学内の機運を醸成することを目的とした「SDGs講演会」を開催し、教職員及び学生等約400名が参加しました。SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。
 講演会では、ジェトロ・アジア経済研究所 新領域研究センター 上席主任調査研究員 佐藤 寛氏から「SDGs時代における地域活性化の可能性と大学の役割」をテーマにご講演をいただきました。「誰一人取り残さない」というSDGsのコンセプトやSDGsを日本で効果的に実施するにはどうすればいいのか、実際の取り組み例などをわかりやくお話しいただきました。
 また、本講演会では、企業にも参加を呼びかけ、県内外の企業からの参加もあり、世の中のSDGsへの関心の高まりを実感する機会となりました。

 本学は、SDGsに早くから取り組んでおり、とりわけ実践的技術者教育に基づく「強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進」に積極的に取り組んでまいりました。スーパーグローバル大学創成支援事業において本年5月に設立した「ユネスコチェアプログラム 技学SDGインスティテュート(GIGAKU SDG Institute)」等、これまでの実績が認められ、10月に国連が定める「SDGs(持続可能な開発目標)」に関連する革新的な取り組みの模範となる大学として、国連アカデミック・インパクト(UNAI)におけるSDGsのゴール9(産業と技術革新の基盤を作ろう)の世界の大学のけん引役となる「ハブ大学」に任命されました。国連がハブ大学に任命したのはSDGsの17のゴールごとに世界で1大学の計17大学で、国内では本学が唯一選ばれています。

 全世界の大学を代表するハブ大学に選出された名誉と責任に基づき、産業と技術革新の基盤形成をはじめ、持続可能な世界を実現するための取り組みを牽引していきます。


ジェトロ 佐藤氏


会場の様子

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