長岡技術科学大学（学長：鎌土重晴）、東京工業大学（学長：益一哉）および豊橋技術科学大学（学長：寺嶋一彦）は、日本と世界の産業を支える先導的な人材育成と、新しい科学技術領域に関する研究のさらなる推進を目的として、「三大学科学技術人材育成連合」を結成する覚書を11月21日に締結しました。この締結により、各大学がそれぞれ独立を保ちつつ教育研究と大学運営の連携を図ります。
本連合の基本理念は、持続可能な発展を支えるイノベーション創出人材の育成、特に科学技術を基盤に社会を先導する人材の育成に資する教育研究体制を確立することです。
以下の4点を具体的な目標とし、学生、教職員および研究者の交流を図り、各大学の教育研究水準を一層向上する努力をします。

1. 我が国と世界の産業を支えるイノベーション創出人材として社会を牽引できるよう、履修や進学に関して、学生の選択の幅を拡大し、より良い教育体制を確立すること。
2. 共同研究プロジェクトや人材交流を通して、国際的な水準で、新しい理工学や科学技術領域の研究成果の維持・達成を目指すこと。
3. 新しい理工学や科学技術領域の研究成果を社会実装に繋げること。
4. 海外の大学との提携により、教育研究の更なる発展・向上を目指す。

• プレスリリースはこちらから（PDF：750KB）

また、締結式後には「科学技術人材育成シンポジウム」が開催され、学長による各大学の特色ある取組や、リーダー等によるコアファシリティ・科学技術人材育成拠点（東工大、長岡技大）、集積Green-niX研究・人材育成拠点（東工大・豊橋技大）のプロジェクトなどが紹介され、相互の理解を深めました。
今後、様々な交流の場を通し、人材育成を進めてまいります。

（左）鎌土学長、（中）益学長、（右）寺嶋学長

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