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高橋勉教授とSDGs推進室が第75回新潟日報文化賞を受賞しました。

更新日:2022年12月8日

機械系 高橋勉教授とSDGs推進室(室長 南口誠教授)が第75回新潟日報文化賞をそれぞれ受賞しました。新潟日報文化賞は、県勢の伸長と県民生活の福祉に貢献することを目的に1948年度に制定されたもので、「産業技術」「学術」「芸術」「社会活動」の4部門で地域の振興に顕著な業績をあげた方々に贈られています。

高橋教授は学術部門において「ソフトマターの流動挙動の解明と流体力学によるSDGsへの貢献」についての業績、SDGs推進室は社会活動部門において「新潟県内におけるSDGsの啓発活動」の業績が認められての受賞となりました。授賞式は11月1日に新潟日報メディアシップにて行われました。

受賞内容の概要

<学術部門>

ゲルやクリーム、ペーストなど日常生活から先端工業製品にまで用いられる柔らかい物体(ソフトマター)の変形や流動の特性を明らかにする学問であるレオロジーにおいて長年にわたり独自性の高い研究を続け、様々な現象の解明や計測技術の開発など世界的に認められる成果をあげていることが高く評価されました。国内外の企業との共同研究・開発の経験を活かし、レオロジー・ソフトマター力学、流体力学に関する地域への啓蒙を進めることで、地域産業のさらなる発展、教育および国際化への支援などの貢献が期待されています。


<社会活動部門>

SDGs推進室はSDGsの推進に関する新潟県内外での啓発活動を初等中等教育機関の児童生徒や一般市民等に対して積極的に行うだけでなく、県内の自治体や産業界に対しても各種講演会やイベント、ワークショップ等によりSDGsに則した経営や行動を行うことの大切さを説明し、具体的な例や先進的な試みを紹介する活動を継続的に実施しています。今後もこの活動を継続していくことにより、新潟県民へのSDGsに関する意識づけ、興味、関心をさらに強くできるものと考えられます。