ロブサンニャム・ガントゥムル氏(工学部電気・電子システム工学課程1998年3月卒業)がモンゴル国第一副首相兼経済開発大臣に就任されました
更新日:2024年7月23日
7月10日(水曜)にモンゴルで連立政権が発足し、本学の卒業生で名誉博士のロブサンニャム・ガントゥムル氏がモンゴル国第一副首相兼経済開発大臣に就任されました。
ガントゥムル氏は、日本国国費留学生として仙台電波工業高等専門学校(現・仙台高等専門学校)に留学、1996年に同校卒業後、本学電気・電子システム工学課程3年次に編入学し、1998年に卒業後、1年間本学計画・経営系(現・情報・経営システム系)研究生として経営に関する知識を身につけた後に帰国されました。
帰国後、2004年にモンゴル国国会議員に初当選し、2012年8月にモンゴル国教育・科学大臣に就任されました。就任直後から母校である本学とモンゴルとの教育・科学技術分野での交流関係強化のためにリーダーシップを発揮し、学術交流の進展にも多大なる貢献をしたことから、2012年10月に名誉博士号が授与されています。
ガントゥムル氏の2012年の教育・科学大臣就任以降、本学とモンゴルとの交流が活性化されました。日本の円借款事業として2014年に開始されたモンゴル工学系高等教育支援事業(M-JEED)の取組の一つとして、モンゴル科学技術大学と本学を含む日本のコンソーシアム大学(10大学)との間で、2015年度からツイニング・プログラムが実施されてきましたが、本学はコンソーシアムの幹事校として運営に携わり、50名以上のプログラム学生を受け入れてきました。このM-JEEDはガントゥムル氏の強いリーダーシップにより実現したものです。M-JEEDは2025年度で終了する予定ですが、モンゴル側の強い希望もあり、2023年度にモンゴル科学技術大学と新たにツイニング・プログラムを開始しています。また、モンゴル科学技術大学内には、2015年度に本学のGTPオフィスを開設し、教育及び研究をはじめとした様々な分野での連携強化を図っています。
その他、モンゴル3高専(国立モンゴル科学技術大学付属高専、モンゴル工業技術大学付属高専、新モンゴル高専)からの留学生受入れや、これら3高専とのさくらサイエンスプログラムによる交流も進行中です。
今回のガントゥムル氏の第一副首相への就任は、本学としても大変名誉なことです。今後ともモンゴル科学技術大学、モンゴル3高専等との間で教育及び研究の交流が進展することが期待されます。
ガントゥムル氏に名誉博士号授与(2012年10月)
ガントゥムル氏の本学での講演会(2017年4月)
令和6年7月
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