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犬飼直之准教授が海上保安庁より長官表彰されました

更新日:2024年9月20日

 環境社会基盤系 犬飼直之准教授が、海上保安庁より長官表彰され、感謝状および海洋情報業務功労盾を受領しました。本賞は、多年にわたり海洋情報業務に貢献した個人と団体に対し、海上保安庁長官より贈呈されるものです。犬飼准教授は、海洋に関する多くの資料を提供し海洋情報業務に貢献したとして表彰されました。贈呈式は、令和6年9月12日に海上保安庁で開催された水路記念日の長官感謝状贈呈式にて行われました。明治4年(1871年)9月12日に兵部省海軍部水路局が誕生し、我が国の海図作製が開始されてから今年で153回目の水路記念日です。

 海上保安庁海洋情報部では、海洋に関する様々な調査を実施するとともに、他機関などから提供される情報も取り入れ、海洋に関する情報提供をおこなっています。このうち、毎年の海開きの直前には、利用者数が多い海岸や水難事故が発生した海岸などを対象に調査を実施しています。犬飼准教授はこれらの調査に多年にわたり協力し、海岸工学の専門知識を活用した離岸流などの流れの可視化や動態解析などにより、海象の特徴や事故防止のための注意点を把握するとともに、海上保安庁および報道などへ分かりやすく解説することで水難事故予防の知識を広く認知していただくなど、水難事故防止のための啓発活動に貢献しました。また、様々な水難事故を調査解析して得た知見などの資料を提供するなど、水難事故防止のための海洋情報業務に貢献しました。