令和6年9月4日（水曜）から6日（金曜）の３日間、メキシコシティ・メキシコ国立工科大学で開催された第6回日墨学長会議に、本学から高橋修副学長、宮下幸雄学長特別補佐及びリー飯塚尚子学長補佐の3名が出席しました。本学長会議は、2011年度から2年毎にメキシコと日本で交互に開催されており、本学は第1回から毎回出席しています。

　今回の会議は「アカデミア⇔産業:現在のグローバルな課題に共に立ち向かう」をメインテーマとして開催され、日本から9大学、メキシコから70を超える大学の学長、副学長等の関係者が出席しました。
　
　高橋副学長は、「Water problems: multinational views on national emergencies」のセッションに登壇しました。土木技術者の視点から、気候変動、地震、水資源関連施設の老朽化等により、「水」が社会と生活に重大な影響を与えているという実情を紹介し、課題解決に向けた取り組みについて両国の登壇者と参加者による議論が行われました。

　本学は、メキシコの7大学と学術交流協定を締結し、海外実務訓練や語学研修等などを通じて日本人学生派遣を行っています。また、モンテレイ大学やヌエボレオン大学とのツイニング・プログラム、短期留学生の受入等、多様な国際連携教育プログラムを推進し、学生交流を活発に展開しています。
　今回の学長会議は、両国の大学が一堂に会する貴重な機会となり、メキシコとの学術交流に積極的に取り組む本学の姿勢を広く理解していただく良い機会となりました。

　次回の第7回日墨学長会議は、2026年に筑波大学で開催される予定です。