文部科学省の令和6年度「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」(タイプI)に採択されました
更新日:2024年11月19日
このたび本学は、文部科学省の令和6年度「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」(タイプ1)に採択されました。
文部科学省の「大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業」は、国内外での国際的な共修のための体制の構築等を通じ、更なる大学の国際化の推進、日本人留学生の派遣、優秀な外国人留学生の受入れ・定着それらが相互に作用する好循環の創出を目的として、今年度から開始される事業です。
今回、採択を受けた構想の名称は「ものづくりと地域社会に変容をもたらすグローバル技学共修教育モデル構築とR&D人材育成」で、本学の特色であり強みでもある技学教育を応用・発展させて、地域課題の解決を達成し得る人材を、地域社会とともに育成する教育モデルを構築する構想です。
実践的な技術者教育である技学教育は、(1)産学連携による実践的なエンジニアの育成、(2)学部-修士一貫教育によるR&D人材の育成、(3)高専-技科大の連携教育という3つの柱で構成されています。
これらの柱に「多文化共修」を効果的に組み合わせることで「グローバル技学共修教育長岡モデル」を構築し、それを展開します。科学技術イノベーションや社会実装といった、大学のアウトプットによるアウトカムの「大学創出型ソーシャルインパクト」、地方自治体及び高専と連携した多文化共修で地域課題に取り組み、大学・学生が地域社会に影響を与えることで生まれる地方自治体・地域企業によるアウトカムの「大学誘起地域創出型ソーシャルインパクト」を創出します。
また、本教育モデルの構築により、海外留学しない学生も含めた全ての学生がグローバルマインドを涵養できる教育研究環境(グローバルキャンパス)を実現します。技学教育とともに多文化共修を推進し、日本人学生、留学生、高専生がともに地方自治体や地域企業に出向いて地域課題に取り組むこと、さらに、地方自治体や地域企業のR&D人材の活用により、ものづくりと地域社会に変容を促し、留学生の日本定着の促進にも繋げることで、日本から海外へ、また海外から日本へと「技術と人材の好循環」を持続的に生み出す仕組みをつくります。
事業概要
大学の国際化によるソーシャルインパクト創出支援事業 審査結果(日本学術振興会HPより)
https://www.jsps.go.jp/j-social-i/kekka.html
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