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川村拓史助教が2024年度精密工学会北陸信越支部 学術講演会にて、精密工学会北陸信越支部奨励賞を受賞しました

更新日:2024年11月20日

機械系 川村拓史助教が、2024年度精密工学会北陸信越支部 学術講演会にて、精密工学会北陸信越支部奨励賞を受賞しました。受賞の対象となった論文は「Fine hole drilling of alkali-containing silicate glass substrate using preferential penetration of etchants around silver precipitates」です。奨励賞は、精密工学の分野で優れた業績を上げた若手の研究者・技術者に対して、その精進と努力に報い、かつ将来の発展を期待して贈賞されます。

【受賞内容の概要】

銀イオン添加ガラスに電圧印加したときに、ガラス内に樹状の銀析出物と微細亀裂が形成される現象を利用して、湿式エッチング条件がエッチングレートに与える影響を検討するとともにガラスの微細穴加工への適用を実現したため、精密工学の発展に寄与するところ大と判断されました。そのため、その精進と努力をたたえかつ将来の発展を期待して、本賞が贈呈されました。