技術科学イノベーション系 改田哲也教授が、名誉博士号を受章しました。
本賞はルーマニアにおける日本人初の受章です。
表彰式は10月30日にブカレスト経済アカデミーにおいて行われました。

【受賞内容の概要】
ブカレスト経済アカデミーは、改田哲也教授に、『経営学の分野における優れた科学的貢献、日本におけるルーマニア文化の深い理解と普及、私たちの大学の国際化推進への献身、そしてブカレスト経済大学の学術コミュニティに、経済学分野の国際的な著名な人物との交流の機会を提供していただいたことに敬意を表し』、ブカレスト経済アカデミー最高の名誉である名誉博士の称号を授与することを決定しました。
2024年7月31日　ブカレスト経済アカデミー評議会

【改田哲也教授　受章コメント】

私こと、去る１０月３０日に、ブカレスト経済アカデミーにて名誉博士の称号を授与いただき、『人生を経営する － 岐路と波紋 －』を受章へのお礼としてお話ししてまいりました。

その受章証書には、『経営学の分野における優れた科学的貢献、日本におけるルーマニア文化の深い理解と普及、ブカレスト経済大学の国際化推進への献身、そして本学の学術コミュニティに、経済学分野の国際的な著名な人物との交流の機会を提供していただいたことに敬意を表し』と、分に過ぎる重厚な言葉を刻んでいただきました。

こうした身に余る名誉を頂戴できましたのも、これまで長きにわたりまして多くの方々からの有難いご指導、温かいご支援があったればこそと、心よりお礼申し上げます。

これまでの人生、自動車業界での約３０年、経営コンサルタントでの１２年、アカデミズムでの１０年と、相当な年月を重ねて来ておりますが、この先の行路は、このたびの称号に恥じぬようさらなる研鑽と精進に努めたいと思います。

そして、できる限りに皆様へのご恩をお返しするとともに、後輩達へのさらなる助力も惜しまず続けていければと思います。

先の授与式ラウダティオでは、身に余る光栄なお言葉を沢山頂戴いたしました。その中で、コンスタンティン・ブランクーシの「神のように創造し、王のように命令し、奴隷のように働け」が記述されておりましたが、当方の人生航路と心情には重すぎると思い、当日の読み上げからは外していただきました。

今回の旅にでかける前に自宅を掃除して、帰国した際にはかの国で活躍してくれたPCを丁寧に拭き掃除しました。やはり私には、「昨日も今日も心を込めて綺麗にする。そして明日はもう少し優しく綺麗にする。そうやって心の笑顔を磨いていく。」あたりがいいように感じます。

本来であれば、お目にかかってご報告申し上げるところではございますが、こうしてお知らせいたしますことをご容赦ください。