学生が書いた 研究室ガイドブック 2024長岡技術科学大学

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数理設計研究室

准教授/倉橋 貴彦

准教授倉橋 貴彦

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
J-GLOBAL
  • 数理最適化で工学的問題を解決!
  • 小さなものから大きなものまでシミュレーションで再現!
  • 報告・連絡・相談をしっかりと!

倉橋 貴彦 先生
倉橋先生はとても面倒見のいい先生です。研究や就職活動,奨学金に関することなど、お忙しい中でも学生のことを気にかけてくださっています。何でも相談させていただけるので公私ともに充実した学生生活を送ることができます。

研究内容

本研究室は、計算力学の工学諸問題への応用や設計支援・現象推定のための逆問題の解決を目的に研究を行っています。例えばある条件下において剛性を最大化するような構造や、摩擦係数を最小化するような機械部品の表面テクスチャの形状を自動設計する研究を行っています。構造や流体運動をコンピュータで解析する際、汎用ソフトウェアが不便な場合もあり、計算プログラムを作成して解析することが多いです。問題設定から定式化、実装や解析でのベストプラクティスなどの様々なノウハウを一貫して学ぶことができます。

トポロジー最適化の例

研究室について

本研究室は1~5限のうち授業時間以外で研究しています。週1回の進捗報告(〇報)と、数か月に1回の研究発表(〇発)を通して研究の方向性の確認やまとめをしています。学会発表も活発で毎年M2は国際会議に参加しており、2016年度からギリシャ、ドイツなどで発表しています。今年度は対面での参加を予定しています。そのため〇発は英語で発表を行う場合もあり、英語力やプレゼン能力を養うことができます。その他、〇発後の慰労会や長岡花火などのイベントも行っています。

研究発表(〇発)後の集合写真

修論・卒論テーマ

  • (修)打撃応答波形を用いた機械学習に基づくコンクリート内欠陥の3次元位置および形状の同定解析
  • (修)熱変形解析に基づく雪提の融解現象の再現性に関する考察
  • (修)修正加速勾配法に基づく軸受け表面テクスチャ形状の最適化
  • (卒)複数材料を用いた剛性最大化問題に対する密度型トポロジー最適化
  • (卒)弾塑性問題を対象としたレベルセット法に基づくトポロジー最適化解析

博士後期課程
修了者数

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こんな研究機関、企業に就職しました

  • (株)高砂熱学工業
  • (株)アドテックエンジニアリング
  • (株)オイレス工業
  • (株)新潟太陽誘電
  • (株)倉敷機械
  • (株)デンソー
  • (株)メイテック
  • (株)松定プレシジョン
  • (株)新日本空調
  • (株)日本精工
  • (株)SUBARU
  • (株)ミネベアミツミ
  • (株)東京精密
  • (株)東芝機械
  • (株)スタンレー電気
  • (株)河西工業
  • (株)山田製作所
  • (株)芝浦機械
工学専攻 機械工学分野 小林 雅也(新潟県立新井高等学校 出身)