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機械工学分野
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教職員名索引
キーワード索引
20
ナノ・原子レベル解析研究室
准教授/
本間 智之
人のために生活をして、己のために生活せざるを工学の本体とす
研究を通じて学問の本質を体得する
電子と原子を操作して新材料を設計
http://mcweb.nagaokaut.ac.jp/~thonma/
本間 智之 先生
本間先生は大変面倒見がよい先生で、研究活動と学生の教育に熱心に取り組まれています。何か相談する際には適切なアドバイスがいただけ、研究で行き詰っても前に進むことができます。気さくな先生でユーモアも欠かしません。
研究内容
本研究室では材料のナノ組織・ナノ構造に着目して組織制御を行うことで、これまで実現が困難であった物性の発現、例えば機械的性質や熱電特性の高機能化を目指しています。第一原理計算および先端分析電子顕微鏡を用いたナノ・原子レベルで材料組織解析を行い、理想的な組織制御を実現した新規材料を開発しています。現在Ti合金、熱電変換材料、Al合金、鉄鋼材料、高機能Ni基超合金など多彩な材料の研究に取り組んでいます。学生は共同研究も多く行っており、学会等にも積極的に参加しています。
Ti製カップの分析
研究室について
基本的に9:00~18:00の時間帯に研究しています。研究時間は学生に一任されており、学会や報告会までに成果を出すように実験を行っています。週1回進捗報告会がありますが、各自の発表は隔週で行います。進捗報告会では先生や他の学生と議論します。研究では試料作製、物性評価や組織観察のための試料準備、取得したデータ解析など、基本的に全て学生本人が行います。なお、装置の使用方法など、研究全般で分からないところは先生や先輩方が指導しますので材料のバックグランドがなくとも問題ありません。
ゼミでの議論の様子
修論・卒論テーマ
(修)Mnを利用した耐熱チタン合金のナノ組織が機械的性質に及ぼす影響
(修)FeとNiを同時添加した耐熱アルミニウム合金の粒内析出と高温変形機構の評価
(修)工業用純チタン製カップの表面状態に及ぼす製造プロセスとミクロ組織の関係
(卒)Supersolvus溶体化処理を施したNi-Co基超合金の粒成長抑制効果の評価
(卒)真空蒸留法を用いたAlとMg合金のFSW接合材のリサイクル
博士後期課程
修了者数
1
名
こんな研究機関、企業に就職しました
日本信号(株)
JFEスチール(株)
(株)エビデント
(一財)日本品質保証機構
大同特殊鋼(株)
三菱自動車(株)
マツダ(株)
(株)シマノ
(株)UACJ
YKK AP(株)
日揮グローバル(株)
凸版印刷(株)
DOWAホールディングス(株)
プロテリアル(株)
オートリブ(株)
レンゴー(株)
日鉄エンジニアリング(株)
住友金属鉱山(株)
工学専攻 機械工学分野 壽 龍治(東京高専 出身)