学生が書いた 研究室ガイドブック 2024長岡技術科学大学

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水圏土壌環境研究室

教授/山口 隆司  准教授/幡本 将史  助教/渡利 高大  技術職員/渡邉 高子

教授山口 隆司

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
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准教授幡本 将史

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助教渡利 高大

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技術職員渡邉 高子

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
  • 省エネ・低コスト型水処理技術
  • 最新技術を駆使した環境中の微生物の解明
  • 世界の水環境問題を五感で学ぶ

山口 隆司 先生・幡本 将史 先生・渡利 高大 先生
山口先生、幡本先生、渡利先生は様々な研究フィールドで活躍されており,私たちに貴重な経験の機会を与えてくださいます。先生方はいつも親身に私たちの相談事を聞き、的確なアドバイスをしてくださり、私たちのモチベーションを高めてくださいます。

研究内容

私たちの研究室では主に水をきれいにするための研究を行っています。今日、都市下水や産業廃水の多くは微生物の力を借りて処理していますが、そのメカニズムの全容はいまだ解明されておらず、消費エネルギーや運用コストといった課題が残されています。そこで私たちは省エネ・低コスト型水処理技術の開発に向け、最新の分子微生物学を駆使したアプローチも行い、マクロとミクロの両視点から水処理メカニズムの解明を行っています。ここで培った水処理技術は国内だけでなく、発展途上国をはじめとした世界の水環境問題への解決策として役立てています。

養殖水の窒素除去を目的としたUSBリアクター

研究室について

私たちの研究室では、各々が教員や先輩からの助言をもとに自ら研究計画を立て、主体的に研究を進めます。国内外の他大学や企業と共同で研究する機会もあります。当番制のゼミ発表では進捗報告や論文レビューを行い、教員や他学生とのディスカッションを行います。1日の過ごし方は学生に委ねられており、自己管理のもとにワークライフバランスを実現しています。ソフトボール大会やキャンプ、長岡花火といったイベントも充実しており、研究室内の交流も盛んです。様々な国からの留学生も多く、日常的に世界を意識できる環境になっています。

昨年度エコスタで行われたソフトボール大会での集合写真

修論・卒論テーマ

  • (修)閉鎖循環型陸上養殖水槽を対象とした窒素除去システムに関する研究
  • (修)重力式膜ろ過を用いた雨水利用システムの開発
  • (修)Performanse evaluation of DHS-GDM system for treatment of household wastewater
  • (修)MBRにおけるバイオフィルム形成細菌の調査とバクテリオファージを用いた膜閉塞緩和に関する研究
  • (修)MBRバイオフィルムで高頻度に検出される超微小細菌の分離・培養に関する研究

博士後期課程
修了者数

39

こんな研究機関、企業に就職しました

  • (株)NJS
  • (株)オリエンタルコンサルタンツグローバル
  • 三井住友建設(株)
  • 西日本高速道路(株)
  • 楽天グループ(株)
  • (株)日水コン
  • (株)エンバイオ・エンジニアリング
  • 日本水工設計(株)
  • オルガノ(株)
  • 日立造船(株)
  • (株)本間組
  • 北陸ガス(株)
  • JFEエンジニアリング(株)
  • (株)クボタ
  • 栗田工業(株)
  • 三機工業(株)
  • 長岡市
工学専攻 環境社会基盤工学分野 五十嵐 智哉(長岡高専 出身)