学生が書いた 研究室ガイドブック 2024長岡技術科学大学

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ナノ・ピコメートル計測制御研究室

教授/明田川 正人  技術職員/吉田 昌弘

教授明田川 正人

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
J-GLOBAL

技術職員吉田 昌弘

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
  • 超精密工学・ナノテクノロジを支援する超精密計測制御
  • 世界中で誰も経験していないピコメートル計測制御への挑戦
  • 干渉計でどこまで計測できるのかを探求

明田川 正人 先生
明田川先生は企業の研究員としての経験があり、幅広い経験と知識をお持ちです。優しい雰囲気の先生で、相談がしやすく、的確なアドバイスをしてくれます。

研究内容

本研究室では、ナノ(10億分の1)、ピコ(1兆分の1)メートルオーダーでの計測制御手法を検討し、ナノテクノロジの発展に貢献することを目標としています。現在以下の内容について研究しています。
[1] Field Programmable Gate Array(FPGA)を利用した正弦波位相干渉計の開発
[2] 空気揺らぎの特性を解析し、これを補償するレーザ直線計の開発
[3] グラファイトの結晶格子間隔(0.25nm)を走査型トンネル顕微鏡(STM)で捉え、格子間隔以下の補完法を検証

STMの外観図

研究室について

明田川研究室では週2回ゼミがあります。1つは雑誌会というゼミで、英語の学術論文を読んで英語力の向上、専門知識の深化を図ります。もう1つは進捗報告会で、研究の進捗状況をメンバーと共有し、意見交換を行います。学生主体とされているためコアタイムは無く、各自で研究計画を立て、不明な点があれば先生や研究室メンバーと相談しながら研究を進めていきます。
本研究室は学生・先生方とも話しやすく風通しの良い、研究がしやすい環境です。また、1年を通してスキー旅行などのイベントが多数あります。

研究室の風景

修論・卒論テーマ

  • (修)Field Programmable Gate Arrayを用いた高速制限位相変調干渉計の開発
  • (修)補償光学を用いたレーザ直線計の開発
  • (修)結晶格子スケールの格子間隔以下補完法の実験的検証と応用

博士後期課程
修了者数

9

こんな研究機関、企業に就職しました

  • TDK(株)
  • 信越化学工業(株)
  • (株)ミツトヨ
  • (株)ツガミ
  • (独)群馬工業高等専門学校
  • ファナック(株)
  • (株)ブルボン
  • (株)ハーモニック・ドライブ・システムズ
  • (株)タカラトミーアーツ
  • 東芝インフラシステムズ(株)
  • 三菱電機(株)
  • ローム(株)
  • YKK(株)
  • (株)前川製作所
  • 富士ゼロックス(株)
  • いすゞ自動車(株)
  • (株)ミツバ
  • 日本精機(株)
工学専攻 機械工学分野 高野 悟(愛知県立豊田南高等学校 出身)