- 化学エネルギーの有効利用
- CO2からメタンを生成しながら発電を行う革新的なH2-CO2燃料電池の開発
- リチウムイオン二次電池の低温環境下での容量低下や熱安定性低下のメカニズム解明
白仁田 沙代子 先生
研究活動においては、実験方法や今後の研究の進め方について、厳格でありながらも、優しく、丁寧に指導していただけます。また、研究に関する内容だけでなく、日常生活の悩みや問題等についても気軽に相談できます。
研究内容
近年、地球温暖化が深刻化していますが、その対策の一環として、固体高分子形セルを用いて、CO2ガスとH2ガスを供給し、CO2の電気分解により、メタンを生成しながら発電を行うという研究をしています。
リチウムイオン二次電池は、低温環境下で使用すると、容量低下や熱安定性の低下が起こることが知られています。このメカニズムの解明を目的として、微分容量解析による電池の劣化メカニズムの解析や、走査型断熱式熱量計による電池の熱安定性の研究を行っています。
リチウムイオン二次電池は、低温環境下で使用すると、容量低下や熱安定性の低下が起こることが知られています。このメカニズムの解明を目的として、微分容量解析による電池の劣化メカニズムの解析や、走査型断熱式熱量計による電池の熱安定性の研究を行っています。
走査型断熱式熱量計
研究室について
当研究室では、先輩・後輩問わず仲が良く、和やかな雰囲気のもとで研究を行っています。毎週、英語の論文を読んで紹介する英語ゼミや、研究進捗を確認し合う全体ゼミを行っており、研究室メンバーで積極的に知識を共有しています。また、定期的に昼食会を行っており、和気あいあいと日常の話や研究に関する情報の共有を行っています。さらに、4月には大学内の桜の木の下で花見を行ったり、8月には長岡花火を見に行ったりといったイベントもあり、充実した研究室ライフを送ることができます。
学生居室の様子
修論・卒論テーマ
- （修）金属リチウムを模擬参照極としたコイン型リチウムイオン二次電池の低温劣化解析
- （修）低温充放電サイクルしたリチウムイオン二次電池の可逆/不可逆容量低下と熱安定性
- （修）リチウムイオン二次電池の低温充放電サイクルによる容量劣化メカニズムの解明
- （修）低温でサイクル充放電した18650型リチウムイオン二次電池の容量劣化と熱安定性解析
- （博）低温下で充放電したリチウムイオン二次電池の劣化解析と発熱特性の研究
博士後期課程
修了者数
2名
こんな研究機関、企業に就職しました
- 東京エレクトロン（株）
- （株）田中貴金属
- （株）LIXIL
- DOWAホールディングス（株）
- （株）半導体エネルギー研究所
- （株）プロテリアル
- （株）ジーエス・ユアサ コーポレーション
- 三井金属アクト（株）
- AGC（株）
- ダイニチ工業（株）
- 東京エレクトロン デバイス（株）
