学生が書いた 研究室ガイドブック 2024長岡技術科学大学

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応用植物工学研究室

准教授/高原 美規  技術職員/高柳 充寛

准教授高原 美規

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
J-GLOBAL

技術職員高柳 充寛

研究者総覧 長岡技術科学大学 研究者総覧
  • 緑と花と夢いっぱいの研究室!!
  • 植物バイオテクノロジーの応用で人々の心や生活を豊かに
  • 人の役に立つ植物をつくる

高原 美規 先生
高原先生はいつも明るく接してくださり、専門知識のみならず、様々な分野の豊富な知識で学生を導いてくださる先生です。また、TOEICの対策に加え、就職活動や学生生活についての相談にも親身にのってくださり、頼りになる先生です。

研究内容

本研究室では、青花色大輪整形花コチョウランの作出、ニンジン子葉からの高頻度不定胚形成系の解析、コケ培養による建物緑化資材の開発が主なテーマとなっています。例えばコチョウランでは遺伝子解析・導入技術を用いて、大輪を形成する品種の花弁のpHを変化させる遺伝子を改変する事で花色を変化させ、まだこの世に存在しない青色の大輪を形成するコチョウランを作出する事を目的としています。その他にも、カモミールやセントポーリア、スミレ、ニガナなど、幅広い植物を対象に、日夜研究を行なっています。

研究室で交配して作出したコチョウラン遺伝子解析だけでなく交配も行っています

研究室について

本研究室では金曜日がゼミとなっており、コアタイムはありません。植物の性質上、実験結果を得るのに長い期間を要する事もあり、事前に実験の計画をする事が欠かせません。実務訓練では主に新潟県内や北海道の農業・園芸に関する研究所や企業に派遣され、商業用の作物などについての実践的な知識や技能が身につきます。また、本研究室では新入生の歓迎会や実務訓練の壮行会等に加え、先生とサケの遡上や季節の花の見学に行ったりとイベントが数多くあり、研究室内の交流が盛んでアットホームな研究室となっています。

休憩中にはコーヒーを飲みながら、先生を交えて雑談します

修論・卒論テーマ

  • (修)コチョウランにおけるP-typeH+ATPaseの組織特異的発現の調査
  • (修)エゾスナゴケ交雑育種のための生殖器官分化条件の解明
  • (修)画像解析を用いたエゾスナゴケ耐乾燥評価方法と野生株無菌培養方法の開発
  • (修)高濃度糖処理におけるニンジン子葉体細胞から不定胚形成への細胞運命の移行
  • (卒)スミレ属園芸種の遺伝的多様性の分子生物学的解析

博士後期課程
修了者数

11

こんな研究機関、企業に就職しました

  • 明星工業(株)
  • (株)ナカボーテック
  • (株)生活の木
  • 吉乃川(株)
  • (株)ブルボン
  • 京成バラ園(株)
  • 日本マタイ(株)
  • 越後製菓(株)
  • オタフクソース(株)
  • 前田薬品工業(株)
  • マルハニチロ(株)
  • 農林水産省
  • (株)ジーシー
  • (株)陽進堂
  • ホクレン肥料(株)
  • オムロンヘルスケア(株)
  • 三和研磨工業(株)
  • 金秀アルミ工業(株)
生物機能工学課程 黒木 康士朗(有明高専 出身)